2018年5月16日水曜日

「構造分析」と再現

◯高校の時大好きだった「サルまん」 世の中の様々な作品のぼんやりとしたパターンを感じていたけどそこに理論的で具体的な解説がされていて衝撃を覚え何度も読んでました。 創作の根本発想が学べる良い本。 サルまん 上―サルでも描けるまんが教室 相原 コージ 固定リンク:

「サルまん」の必勝ネタ作り ⑴説明不要なほどポピュラー→テーマ(ex少年の成長) ⑵昔から知られている→ジャンル(exロボットアニメ) ⑶誰もやっていない→表現方法(ex戦争と家族のリアリズム、特撮との融合…など) …超名作のアレとアレは実は⑴⑵までは同じ構造であることがわかる。

◯舞台を表から見るか、裏から見るか 「今期、好きなアニメはありますか?」と聞かれればここ10年で本心から良いと思ったアニメは本当に数本しかないです。 「上手く売ったなあ」」「コレは観客喜ぶなあ」「作った人尊敬する」…って言うのはあります。無知な中高生の時のような感動なかなかないです

物を作る時、舞台の表と裏両方の目線が大事。 裏を覚えなければセットも組めないし、演技もできない。 しかし裏に浸かりすぎて表からの目線を忘れれば、楽屋ネタのような寒いクリエーター同士の慰め合いになる。 主観客観の使い分けとも言っていい。 自分の中に第三者的な観客を持ってるのは大事!!

◯舞台の裏から見る第一歩sai 舞台の表から見ている人は表層のキャラ、年代ごとの絵柄に左右されて印象を作る。作る側は表層でなく、構造で見る。 では作品の解剖と構造分析に一番いいのは? これまた模写、模倣です。 正確に作者をトレースすることで作り手の意図がわかり、構造が見える。

構造がわかると自分でゼロから構築できるようになる。 すなわちそこまで来てようやく… 「何も見ずに作品を作れる、描ける」状態となるわけです。 だから正確に模写→単純化→構造分析→応用が効く再現可能になるわけです。 これは1枚の絵も作品にも創作全般に言える成長過程です。

◯単純化して構造を知り、何度でも描けるようにする 毎度お馴染みで「〇〇」が苦手という人は一度対象を四角で区切ってどうなっている客観的に分析してみよう。 頭の形に限らず、首肩胴手足、全ての人体の部位でも同様に再現可能なフォルムを手に入れられる。 描けないのは細部で捉えすぎているから




思い入れたっぷりのキャラは顔部分が大きくなる!! 特に目や胸や股間など見る人の視線が集中するところほど、意識しすぎて大きくなったりバランスが崩れる。 描くときは冷静に分析する。細めで全体をじっくり見て、単縦化してみる。

私塾「正確に模写してくださいね」 塾生「はい、わかりました」 私塾「線追いにならないように注意しましょう」 塾生「え、じゃあどうやって描くんですか?」 よくある問答です。 線追い=細部の線を追って再現しようとすると全体のバランスが崩れて全体の形としては正確に模写できなくなる。


正確に模写するためには線だけを見てはいけない… この感覚が難しい。 単純化=抽象度の高い見方を手に入れることが「絵の上達の出発点」だったりする。 最速本は描き方本でもあるが単純化して捉えるための「世界び見方」本でもある。



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