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課題の10倍やろう!!

リアルな人体、着衣等。
なんだかもやもやのうちに終わりそうな人がたくさんいそうですが・・・
前にも書きましたが自分なりの成功のメソッドを組めるようになるように最低でも課題の10倍はこなさないとでしょうね。

つまり一ヶ月120体をかなり高いテンションで可能な限り正確に描こうとしてようやく糸口が掴めると思います。
僕の方からは毎回の添削で改善方法を書いてますが、それを読んだからって次からいきなりうまくなるわけがありません。
目と手を鍛えるのは手間暇かかるものです。

ちなみに「糸口」で10倍。 「描ける!!」って自信を持って言えるのにその10倍は必要でしょうね。 つまり1000体以上!! ちなみに僕はアニメ私塾の添削で今年と過去2年で約4000体くらいは描いていることになります。そんなに描いても僕程度にしかなりません。僕のスペックで。

最低10倍やらないとうまくなるスピードよりも元に戻ろうとするスピード、現状維持のホメオスタシスが発動するので無意味ではないにせよ限りなく練習の意味は薄くなります。

余白の大事さ

上手い人の落書きは‥‥  「スゲ〜カッケー」と思うポイントは実は余白の使い方、構成にもあります。 最初の一体はこう描いた。 なら次の一体はこう配置。 ・・・などを無意識レベルでやってます。  なんでそんな面倒そうなことをするか? 単純に上手い絵を描きたいから。 結局は意欲に勝るものなしです。

A4サイズの紙に課題3体描く時に・・・  「どうおさめればかっこいいか?!」 意識している人どのくらいいるでしょう?  とりあえず3体の課題なんだから順番に並べて・・・ それでは「レイアウト」が上手くなる発想ではありません。
どの程度の余白を残せば練習でありながら「他人に魅せる」領域に持っていけるんだろうか?とどのくらいの人が考えているでしょうか? 同じ課題でも意識するところによっては課題の内容以上の勉強ができます。

レイアウトが描けなくて・・・ という人はすなわち空間が描けないのと勘違いしてます。 無論、空間も大事です。  しかしレイアウト=Lay out=配置という意味です。  レイアウトが上手くなりたいなら毎日の落書きの「配置」からこだわるべき。

なんとなく適当に「配置」してきた人がアニメのレイアウトを原画になりましたからさあ始めましょう!!っと言ってもかなり厳しい。  少なくともスマホで写真をこだわって撮っているとかのベースがないといわゆる「コンテ写し」になる。  過去に意識していないことは突然できるようになりません。

世にある版権イラストを見てみましょう!! 実はキャラ以外の余白、配置、空間が絶妙なことに気づきます。  キャラが好きで中身ばっかり意識して模写してる人。 いわゆる素人目線です。  ここら辺実は「シルエットで見ましょう」にも繋がる話。  書道でも習ったように「余白」は中身と同じに大事です。

『動かす』=『バランスを崩す』

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1、バランスが取れている=止め 2、バランスを少し崩す=動き出す前  3、倒れこむ=加速、激しいい動き  「躍動感のある絵が描けない・・」という人は棒立ちが多いので「バランスを崩す」を意識してみましょう!!



◯バランス応用 1、「歩き」=「前に少しバランスを崩す」  2、「荷」+「人」=「バランス取れている」  3、頭の真下に足裏を持ってくると片足バランス取りやすい 
バランス参考の二つの画像で見て欲しいのは実は・・・ 「頭の位置」です。  頭は体の中でも「重い」部位です。  人は動く時に必ず頭の重さを使って動きます。  歩き、走り、立ち上がり、投げる、蹴る・・・いかなる動きもです。  日常を観察すれば「頭を使って」人は動いてることに気づきます。

あと模写、デッサンしてもなんだか元絵、写真より「躍動感」がなくなるなあ・・・  という方はおそらく絵が「真っ直ぐ」「棒立ち」になっているハズ。  人は放っておくと自分の描ける、理解できる素体の形に近づけてしまいます。  特に「頭」の位置がいつもの位置になりがちです。

大まかなシルエットでそのまま描いて欲しい。  というのにはこの「思い込み脱却」の理由があります。  いちいち自分変換して色鉛筆でいつもの素体描いて・・・ とやっている間に頭の位置はいつもの肩の中心近くにあり・・・ と本来の参考写真にあった要素がどんどん抜け落ちていきます。
人は放っておくと・・・  ・真っ直ぐ、棒立ちに描く  ・顔、目、鼻、口、手足など意識したとこが肥大化  ・細かいところばかり目を見る・・・  などアニメ私塾でお馴染みの注意事項のように大概の人はなります。  上手くなるにはそれらポイントを自覚し、意識的に矯正していく必要があります。

大まかなシルエット=液体、練り消しくらいに見る。  人を人だと思うとその人の美醜や表情など細かいところに目が行きます。  そうではなくて全体のポージングを捉える時は目を細めて全体が何に見えるか?! だけを見ます。  例えば椅子に座る人は椅子に根に消しがへばりついているようにも見えます。

必ず見ながら描きましょう!!と提唱してますが・・ ・ 「見ながら描きました」という人の大概はその「見方」が甘い場合が多いです。  気づいたら自分の描ける絵に引きづられて参考の意味がなくなる。  対象を突き放し、思い込みを捨て、躍動感の元になる角度、向き、サ…

ちゃんと見てますか?!

イメージ
https://youtu.be/YTHwIN6bz3E 
デッサン課題の添削光景です。
見て欲しいポイント
1.チラチラ写真を何度も見る →アニメーションやるときのパラパラ紙めくりにつながる­動き。
2.姿勢を正しく →高い視線から紙全体を見る
3.長い鉛筆の持ち方 →長いストロークを描く。
いつも手元映像ばかりなので描く姿勢も参考にして見て下さい。
おそらくみなさんの模写しているときの元写真、元絵を見ている回数は時間あたりこれより少ないはず。  多分描いているだけの時間が長いはずです。
描いてるだけの間に自分の思い込み、手癖にはまっていくます。

すごい綺麗な線で元絵、写真と全然ちがう模写をいくらしても成長の効果は薄い!!  むしろ線が清書時もまとまらないくらい元をしっかり見ながら試行錯誤のあとが見られるぐらいの方が伸びしろを感じます。  しっかり見ること。 常にこだわることが大事。

下書きや色鉛筆のアタリで満足して清書で元絵、写真を見なくなる人もいます。  常に絵を仕上げるにあたって、それが何か? 実物がどうなってるか?観察しながら、線の組み方が最適か? 手癖にはまっていないか? とにかく自省的に?????? 出来が悪ければ一から描き直す緊張感を持ちながら 『圧力』を絵に加えるのが大事!!

◯模写のポイント 『自分を捨てる』

『思い込み』『手癖』を可能な限り捨てる→『新しい描き方』を得るため。 
そのためには・・・  1、目を細める→ちゃんと見ない、思い込みを捨てる 2、鉛筆をぷらんと持つ→手癖を捨てる まるで目の前の模写対象を脳を通さずにそのまま手で転写する感覚です。

『個性を伸ばす!!』と学校で言われるが・・・  個性=現状の自分でしかないわけでから。  個性を伸ばすには個性(我)を一度殺して他人の技術や万物観察を誤解なく吸収できるかが重要!!  個性は嫌でもどうやっても出てしまうもの。

「個性を伸ばす」って具体的にどうやればいいのか聞いたことない。  上手くならない人の一部にはこういう子供の頃からの言霊の影響はあるでしょうね。  「個性を伸ばす」=勝手に描くのが少なくとも僕の受けた小中学校の図工、美術でしたがやり方、技巧を教えて欲しいととずっと思ってました・・・

「技術は自分で体得していくモノ・・・」  これは人から得たモノは応用がきかないということだと思いますが。  人それぞれじゃないですか?! 他人の技術で満足な人はそこまで。  もっとやりたい人は応用してプラスしていく。  最低ラインをキープするためにはノウハウ提供は必要だと思います。

課題の難易度

塾生で普通に斜め歩きの「足の圧縮」出来てたりするのすごい!!  これ俺は原画2、3年目でようやくわかった内容。  つまり4、5年はショートカットしてる。

アニメ私塾の1年目課題が完璧に出来たら間違いなくどこのスタジオにも行けます。  同じく2年目課題を完璧に出来たらどこでも原画出来ます。  ・・・なぜそう言い切れるか?  アニメ私塾の課題は現場のプロも半数以上できない弱点集だからです。  つまり課題のポイントが上手下手の境目になっているからです

むやみに難しい課題にしているわけではありません。  アニメーションの原理原則はディズニーから東映動画・・・ と連綿と続く技術体系は50年来変わっていないからです。  つまり「最低限抑えてほしいこと」なわけです。  『他人が見て普通に見える』ために。←これがめちゃくちゃ難しい!!

課題の答えは限定SNSの過去添削やYouTubeなどにあります。  常に最大限のレベルの持って行く気持ちがないと次につながりません。  何も考えず見ないでやってもYouTubeの説明からし直すだけ。  過去ノウハウをよく見てやってくれば手描き添削でしか伝えられない話が出来ます。

下手な絵を描かないと上手くならない・・・

上手くなる過程で下手な絵を描かないと上手くなりません。  下手=不慣れということでそれは「描いたことないモノ」ということ。  「全部きれいにカッコよく描きたい!!」 ・・・となると描いたことあるモノしか描かなくなる。 
それでは上手くなりません。  塾生で提出しなくなる理由の一つにこれはあります

下手な絵の自分に耐えるためには少し傍観的に自分を捉える必要があります。  アバター的に捉えるというか。 第三者的に自分を見てその自分に何をさせたら上手くなるか?! ・・・という感覚です。
 小さい自分(小我)よりも後の大きい自分(大我)のために行動する。  簡単にいえば失敗を恐れない的な・・・

絵を描く上で無論プライドは大事なんですが、プライドの置きどころが大事ということでもあります。

「型」と「表現力」

不慣れな方はおそらく次の鉛筆をどこに持っていっていいかわからないはず。  だから迷い線も多し、描いている間に描きたいイメージとズレても行く。  そんな時に必要になるのが「型」です。  模写、デッサンで「型」を作って描きたいイメージをそのベースにのせていきます。 「型」こそ基礎画力です。

「型」と「表現力」は分けて捉えるべきです。  主にアニメ私塾が担当している部分は「型」だと思っています。  「表現力」も視点、発想方法という意味では教えられますが・・・ もっと根本的な本人の過去の体感や美意識までは教えることができません。  決定的な絵の見栄えはこのポイントなんです。

あくまでアニメ私塾はよくてスポーツトレーナー程度のものであって劇的ビフォー、アフターは他人の目から見て起きないでしょう。  スポーツ選手が劇的に早くなることがないのと同じです。  100mで0.5秒縮まったら本人としてはすごいことでも端から見たら同じにしか見えない。 そんな感じです。

もちろん、子供にプロのトレーナーが「太ももあげて・・・」と軽く走り方を教えればすぐに劇的に早くなることがある程度に「型」をアニメ私塾で教えれば不慣れな方が劇的に上手くなった例もあります。  しかし「型」を知れば知るほど自分の「表現力」と向き合っていくことになっていきます。

絵の根幹にある「表現力」はそれこそ、日々の体験、観察力、思考法など・・・ 自覚的に自意識的に育てる訓練が必要です。  つまり「全てを表現に生かす」くらいの気概がないと育てられません。

アニメーターの最低条件

Q、プロの仕事しながら、絵の上達をするにはどうしたらいいですか? 仕事外の練習方法など。
 A、新人動画の時は1日30分デッサンなど仕事外練習してましたが原画やり始めてやらなくなりました。  仕事の仕方を工夫してなるべく原画の仕事の中でうまくなる方法を考えました。 
◯仕事(原画、作画監督)しながら上手くなる方法  ・必ず何かを見ながら描く(上手いアニメ、実写、自分演技など)  ・毎回仕事のスタンスを変える(スピード重視、質重視など)  ◯仕事しながら上手くならない理由  ・何も見ずに手癖、慣れで描く  ・毎回仕事のスタンスが同じ 逆の関係ですね。
アニメーターを仕事にする条件 「正確に描く」(できれば早く) 仕事をしながらの上達に一番関係しているポイントがここ。  正しく見て、正しく描く!!  これが出来ないと先人の技術習得もアニメーションもできません。  これさえできれば学校行かなくても現場入ってからで何とかなります

それじゃどの程度に「正確」に描ければいいの?  と言えば素人が「上手いねえ」と言ってくれるのが最低条件じゃないですかね。 むしろその程度でなれるのがアニメーターです。  どうにも正確に模写出来ない人はエフェクトや動きがめちゃくちゃ上手いとかでない限りやめたほうがいいです。
ある一定水準に満たさなくても「なる」にはなれます。  しかし正確に見て、正確に描くことが出来なければ・・・  「おうちで練習」のほうがマシになってしまいます。  仕事しながら上手くならないからです。  なのでに「正確に描く」をあげてます。