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練習の姿勢

なぜ今この練習をしているか?  メモする習慣を付けると良いですよ。  肩まわり勉強、基本比率、目、鼻、口細部など。  漫然と課題だから、日課だから・・・ では無意味ではありませんがやった時間、量に対してに効果が薄いです。  上手くなっていくと練習するべき的も絞れていきます。

日付の習慣も大事。 後で見直す時のために。 自分の成長、過去の絵すらも観察対象です。  次の練習のヒントがあります。


目指す絵描きさんの絵は必ず机に貼ったり、手元に置いたりして置くこと。  好きだから貼るんじゃなくて・・・  「こう描きたい」から貼るんです。 常にそう描けるようになるようにイメージトレーニングしながらすべての練習をする。  目指す絵描きさんの気分を自分に憑依させる感覚で。
上手くなるかどうか?!は日々の練習の姿勢、題材の選び方一つとってもわかります。 常に上手くなるための意識をキープしているか、漫然とやっているか。

上手くなる超主観と超客観

絵が上手く描ければ・・・
威張る必要も虚栄を張る必要もない。
上手く描けないとちょっとでも上手く見せよう、カッコよく見せようとしてしまう。
しかしそのことで「描けない」ループに入ってしまう。
その意識だと「主観」「思い込み」が先行してしまうから。

上手くなるためには「超主観」と「超客観」を交互にバランス良く使うこと。
往々にして「主観」はできるんだけど「客観」の方ができない。
対象を突き放す、目を細める、ちゃんと見ない、単純化する・・・
ここら辺が難しい。

目の前にあるものを模写、デッサンすることはとても簡単です。  目の前にあるんだからそのまま描けばいい。  目の前にあるものを正確に描けないのに自分の脳内イメージを正確に描けるわけがない。 目の前にあるものを見て描く、見て描く・・・ これを繰り返すことで脳内出力もアップします。

イメージができているのに描けない・・・  という人はイメージを具現化するための「型」がないんです。  模写で上手い先人の「型」をデッサンで実物の「型」を手に入れます。  そこに自分の体験というエッセンスを加えればそれで充分「表現」「作品」になります。

イメージがない場合は・・・描かなくていいと思う。  こんなの描きたい!! という想いが一番ですかね。  そういう意味では。

◯絵が上手くならない理由

◯絵が上手くならない理由
・細かいところ見過ぎ  ・モノの捉え方が変わらない ・手で形を覚えるだけ描いていない  ・鉛筆を短く持ってる  ・顔と原稿近すぎ、姿勢が悪い ・絵へのこだわりが薄い  ・描き方がずっと同じ ・実物を見ない、理解しないまま描く ・いい訳体質 ・他人のせいにする、他力本願
・曖昧体質・・・etc 他考え付く理由を自分なりに列挙してみましょう!  「上手くなる」ためにはそれの逆をやればいいんです。

上手くなる人のアティチュード(姿勢、態度)はある程度決まっています。  上手い人のイメージがありますか?  そのイメージが曖昧で現実に即していない人は上手くなりません。 あるいはそのイメージが出来てもそれに近づくために鍛錬を課さない人もの上手くなりません。 絵が上手くなるためには・・・  スポーツ、格闘技、書道、建築、学術、花道、踊り、飲食など全てのジャンルに通づる「上達のポイント」があります。  それは「他者と自分の認識、理解レベル」を上げていくこと。 

絵でいうならそのために・・・  ・「模写」→歴史、先人からの記号化、技術習得  ・「デッサン」→実物を見る、写真、ネット関わらず  ・「自描き」→現状の自分のレベルを知る この三位一帯を組み合わせることをアニメ私塾ではを提唱してます。  これらは要するに「できることは全部やる!!」ことを意味してます
すなわち・・・上手くなっていない人は全部やっていない可能性があります。

◯14年度生Oさんの感想

ふと思い立ったので、14年度生として私塾で印象に残ったことを書いておきます。
自分にとって一番インパクトがあった出来事は「椅子に座る人」の課題をやっていた時でした。
正面と横は何とか描けたんですが「斜め」がどうしても描けない。
うんうんうなっているうちに〆切が迫りもう斜めは描かずに提出するか~とあきらめかけました。
そしてトイレに行って便器に腰掛けてぼーっとしていたら急に「頭がパーン」じゃないですがw突然理解できたんです。
ああ、二点透視とはこれだと。 そして外に出て建物を見てみると思った通りの消失点に向かっている。
この時大げさかもしれませんが世界の見え方が変わったんですね。
んでこれに上や下から見れば縦パースがついて、広角と望遠もわかるし、ん?
とりあえず空間ってこれでいいんじゃね?と思えた。
これ、自分の中ではものすごい進歩なんです。
そしてその時思った。
ああやっぱ課題だなと。
私塾の課題は「この課題で○○を簡単にマスターしよう!」みたいな景気の良い文句は書いてありませんが、やっていれば必ず今の自分に「刺さる課題」があります。
ああ、そういうことだったのか、とわかってからわかる。
おそらくすべての課題に目的があって僕はごく一部しか理解できなかったけど(てか後半はさぼってあまり提出してなかったけど)あの椅子の課題をやらなかったらおそらく空間をずっと理解できないままだったでしょう。もちろん他にも私塾で学んだことはたくさんあるんだけど、とりあえず僕はこの空間の理解だけで私塾に入った価値があった。
今はネット上にいろんな練習方法があるしこのコミュにもいろんな提案があって目移りしてしまいますが、せっかく私塾にいるのだからまずは課題!だと思います。
◯室井からのコメント 課題はアニメや絵の「課題」だし、塾生にとっても僕にとっても永遠に100%はできない課題だと思ってます。
前にも何かで言いましたが「アニメーターの弱点集」という要素には課題に込めてます。

1、2年目課題一覧

1、2年目課題
 ※M=ヶ月目、各月毎に4回の添削 ◯1年目 《基礎画力》 1Mーアニメ模写① 2Mーデッサン① 3Mーポーズ創作① 4Mーアニメ模写② 5Mーデッサン② 6Mーポージ創作② 《空間パース》 7Mー椅子と人 8Mー2人の人 9Mー給水塔と人 10Mー写真から背景 11Mー空間と人① 12Mー空間と人② ◯2年目 1Mー丸アニメ 2Mー四角アニメ 3Mー振り向き 4Mー横歩き 5Mー斜め歩き 6Mー横走り 7Mー斜め走り 8Mー様々な動き 9Mーエフェクト 10〜12Mー実技、ワンカット作成(3年目作画オーディションを兼ねる)
※10〜12Mは隔週提出 ※ 各年度生の進捗状況により多少変更することがあります。 ※課題内容詳細は前月にお伝えするのでそちらをごらんください。

見るより描け!!

絵を描くために映像記憶力を高める方法はありますか?

万物への造詣、理解を深める!!
そのためには見るよりも描くこと。
見るだけで様々なモノを記憶し、描ける人は本当の天才。
凡人なら記憶力頼みにはできないので。
小学生の頃、「あいうえお」をたくさん描いて覚えた。
あれ式で行くしかないです。


絵が上手い人は「記憶」だけで描いているというのは大間違い。
上手い人ほど「人は、車は、建物は・・・」 っと個別にと描けるものへの理解がまず深いです。 そのために構造を知り、理解してます。 例えば自分の子供をさらっと描けるととして、一般人はその様子を凄い記憶力!!と驚きますが・・・
幼児とは頭全体の下に顔の部品が集中しているという「構造」を知っていてあとは目鼻口など各所の特徴を打ち込んでいるだけだったりします。
つまり理解(70%)+記憶(30%)で描いていたりします。

これも絵は「記憶やセンス」が支配する特別な魔法で描いているように思ってしまいがちですがその実は違います。
それでは万物への造詣、理解を深める!!ためには・・・
例えば人体を何も見ずに描けるようになるには・・・
デッサンの教本を読むのはいいことでしょう。
しかし読むだけ、見ただけで描けるようにはなりませんよね。
これを描けるようになるために「手で全て描く」必要があります。
その過程で本当の理解が出来ていきます。


実は記憶力頼みの発想は脳への信仰があります。
つまり脳さえ優れていればそこから命令されて手も動くはずだと・・・
これまた大きな間違いです。
脳は臓物の一種でしかなく神経がたくさん集まっている場所でしかありません。
覚えるのは脳ではなく「体」であり、絵に関してはまさしく「手で覚える」しかないんです。


絵を描く基本は・・・ わからないのモノは調べ、理解し、それ何度も描く!!
これに尽きます。 この姿勢をキープするために常に自省的に鍛えるしかありません。
自分が何がわかっていて、何がわからないのか⁈
上手くなるとは「自分の理解力」そのものへの理解を深めていく行為であったりもします。 わからないまま描いているものは一般人には「なんかヘタ」という印象を残し、 絵描きからしたら何をどこまで本人はわかっているか丸わかりです。 つまりわからなことは曖昧にしない、自分に嘘を付かない。 なぜなら・・・ 絵は最初から全て紙の上に描いた嘘だから!! その嘘に真実味を持たせることで見てい…

骨、筋肉の勉強のタイミング

Q、骨、筋肉の勉強はした方がいいですか?
A、してもいいですが。 それより先にまずはある程度正確に模写できるレベルで散々描いて形をおぼえるのが大事。  仮に描くことそのものが不慣れで骨、筋肉を勉強しても消化不良になる。  前者をやってれば「この凹凸は骨だったんだ〜」みたいに答え合わせが出来ていきます。

骨、筋肉など苦行系理屈はまず手に大体の人の形を何も見ずに全身をある程度描けるようになったらやるといいです。  そしてさらに大事なのが正確にデッサン出来ないと骨、筋肉の情報も劣化版でおぼえてしまう。  もちろん何回もやり直せば問題ないですが‥‥

「正確に描く」は新しい技術を身につける時のインストールに絶対に必要。  正確に描く「手」が先で後から「目」もついてきます。  上手くなると目が肥えてくるのはまず手に様々な形のストックが増えてくるから。  逆にいくら「見」てもいっこうに上手くならないのは・・・自明ですね

どのくらい正確に描けたら?・・・という押し問答になりそうですが。 自分で「人間の中身も勉強したいなあ」と思った時でいいんじゃないですか?  繰り返しますが正しい順番やルートなんて練習にありません。  ただアニメっぽいのが上手くなりたいのに骨、筋肉は優先順位は低いです。
変な義務感にに囚われるのではなく常に自分の「衝動」に忠実であってほしい。  勉強したいタイミングですればいいんです。 ただ、よく一つの練習にハマりはじめると自分が元々何をしたい人だったかわからなくなる人がいます。

骨、筋肉も解剖学者になるわけではないので。  しかし簡単ながらにも勉強しとくと例えば多くの人が苦手な「肩」「腰」などの理解も一気に進みます。

肩、腰は動かす時の要です。  この二箇所がわかっていないとまともに動かせません。 どうやって勉強したら?・・・  本で言うならルーミス、ジャックハムがオススメ。  しかし本には限界があります。 全ての角度が描いてあるわけでないから。  一番勉強になるのは・・・


「自分の体」です!!  必要なアングル、ポーズを自分で演技して描く!! これが一番の勉強です。 アニメ、イラスト、漫画・・・すべてそうでしょうね。

「悩ましげなポーズが思いつかない・・・」 となったらまずやることは自撮り。  そこから美少女変換していけばいいんです。  案外、これみんなやっていなさそう。  …

まじめに描く落とし穴!!

今のデッサン練習などもそうですが
「まじめに全身全霊で描く!!」っていうものこれまた難しくて・・・
まじめの方向性がちょっとズレてるとまずいです。
例えば まじめに描く→今持ちうる最強の技→手癖・・・
っという土つぼにハマってしまうこともよくあります

だから悪い意味でクソ真面目な方もこれまた案外上手くならないんですよね。 これがまた難しい。
手を抜くのともまた違うのですが少なくとも練習でしたら、
「スタンスを変えて描く!!」方が明らかにまじめなんですね。
たまにきれいに一本線でなくてすみません。 っていうコメントありますが、絵の練習つまり形を捉える練習ですから グチャグチャは困るけど淡白に奇麗より 愚直に何度も描き直して汚い原稿 の方がいい気はしますね。 まだスキャンして色塗るわけじゃないので。

これも自分が何を目指して練習するかによります。
トレスの練習はそれはそれで別途やった方が良いです。
今回はとにかく人体の流れ、形を覚えること優先。
優先順位を間違えない。 勉強する順番をしっかりと整理しましょう。

「正確に描く」→「細かいところを見る」→「バランスが悪くなる」
・・・流れの人がまだたくさんいます。
正確に描くためには実はまず今の描く上での考え方を変える必要があります。
以下のステップで描いてみて下さい。
1、単純化
2、比率
3、バランス、流れ

まず単純化はいきなり実写のヒトの情報を目で見て覚えるのは難しいですよね。そこで髪の毛、顔、体などの細かいディテールをトバして解像度を下げて見てみます。
データ量が重いとパソコンが情報処理出来なくなるのと似てます。 まず自分のバランスを取れる範囲の単純な四角や台形などの形に捉えます。

次に単純な形のままに比率を守り、バランス、流れを正確に捉えます。
絵の優先順位は
比率→バランス、流れ→ディテールです。
顔だけが合っていても体との比率がおかしかったら変な絵になりますよね。
この見方の転換や優先順位の転換が出来ない限り絶対に次のステージに行くことは出来ません。

みなさん(13、14年度生)の上がりを見るとなかなかそこのハードルを大多数の方が超えられてません。
数名・・・出来てる。
20%・・・そのハードルを超えかけている、または超える努力中。
70%・・・細かいところをしか見れない。

絵にはある程度段階があります。
才能、個性が問…