2015年5月4日月曜日

まじめに描く落とし穴!!

今のデッサン練習などもそうですが
「まじめに全身全霊で描く!!」っていうものこれまた難しくて・・・
まじめの方向性がちょっとズレてるとまずいです。
例えば
まじめに描く→今持ちうる最強の技→手癖・・・
っという土つぼにハマってしまうこともよくあります

だから悪い意味でクソ真面目な方もこれまた案外上手くならないんですよね。
これがまた難しい。
手を抜くのともまた違うのですが少なくとも練習でしたら、
「スタンスを変えて描く!!」方が明らかにまじめなんですね。

たまにきれいに一本線でなくてすみません。
っていうコメントありますが、絵の練習つまり形を捉える練習ですから
グチャグチャは困るけど淡白に奇麗より
愚直に何度も描き直して汚い原稿
の方がいい気はしますね。
まだスキャンして色塗るわけじゃないので。

これも自分が何を目指して練習するかによります。
トレスの練習はそれはそれで別途やった方が良いです。
今回はとにかく人体の流れ、形を覚えること優先。
優先順位を間違えない。
勉強する順番をしっかりと整理しましょう。

「正確に描く」→「細かいところを見る」→「バランスが悪くなる」
・・・流れの人がまだたくさんいます。
正確に描くためには実はまず今の描く上での考え方を変える必要があります。
以下のステップで描いてみて下さい。
1、単純化
2、比率
3、バランス、流れ

まず単純化はいきなり実写のヒトの情報を目で見て覚えるのは難しいですよね。そこで髪の毛、顔、体などの細かいディテールをトバして解像度を下げて見てみます。
データ量が重いとパソコンが情報処理出来なくなるのと似てます。
まず自分のバランスを取れる範囲の単純な四角や台形などの形に捉えます。

次に単純な形のままに比率を守り、バランス、流れを正確に捉えます。
絵の優先順位は
比率→バランス、流れ→ディテールです。
顔だけが合っていても体との比率がおかしかったら変な絵になりますよね。
この見方の転換や優先順位の転換が出来ない限り絶対に次のステージに行くことは出来ません。

みなさん(13、14年度生)の上がりを見るとなかなかそこのハードルを大多数の方が超えられてません。
数名・・・出来てる。
20%・・・そのハードルを超えかけている、または超える努力中。
70%・・・細かいところをしか見れない。

絵にはある程度段階があります。
才能、個性が問われるのは結構先の話です。
自分の捉え方、見方、描き方ととりあえず向き合い、格闘して行って下さい。

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