2015年5月29日金曜日

◯14年度生Oさんの感想

ふと思い立ったので、14年度生として私塾で印象に残ったことを書いておきます。
自分にとって一番インパクトがあった出来事は「椅子に座る人」の課題をやっていた時でした。
正面と横は何とか描けたんですが「斜め」がどうしても描けない。
うんうんうなっているうちに〆切が迫りもう斜めは描かずに提出するか~とあきらめかけました。
そしてトイレに行って便器に腰掛けてぼーっとしていたら急に「頭がパーン」じゃないですがw突然理解できたんです。
ああ、二点透視とはこれだと。
そして外に出て建物を見てみると思った通りの消失点に向かっている。
この時大げさかもしれませんが世界の見え方が変わったんですね。
んでこれに上や下から見れば縦パースがついて、広角と望遠もわかるし、ん?
とりあえず空間ってこれでいいんじゃね?と思えた。
これ、自分の中ではものすごい進歩なんです。
そしてその時思った。
ああやっぱ課題だなと。
私塾の課題は「この課題で○○を簡単にマスターしよう!」みたいな景気の良い文句は書いてありませんが、やっていれば必ず今の自分に「刺さる課題」があります。
ああ、そういうことだったのか、とわかってからわかる。
おそらくすべての課題に目的があって僕はごく一部しか理解できなかったけど(てか後半はさぼってあまり提出してなかったけど)あの椅子の課題をやらなかったらおそらく空間をずっと理解できないままだったでしょう。もちろん他にも私塾で学んだことはたくさんあるんだけど、とりあえず僕はこの空間の理解だけで私塾に入った価値があった。
今はネット上にいろんな練習方法があるしこのコミュにもいろんな提案があって目移りしてしまいますが、せっかく私塾にいるのだからまずは課題!だと思います。

◯室井からのコメント
課題はアニメや絵の「課題」だし、塾生にとっても僕にとっても永遠に100%はできない課題だと思ってます。
前にも何かで言いましたが「アニメーターの弱点集」という要素には課題に込めてます。

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