2015年5月29日金曜日

上手くなる超主観と超客観

絵が上手く描ければ・・・
威張る必要も虚栄を張る必要もない。
上手く描けないとちょっとでも上手く見せよう、カッコよく見せようとしてしまう。
しかしそのことで「描けない」ループに入ってしまう。
その意識だと「主観」「思い込み」が先行してしまうから。

上手くなるためには「超主観」と「超客観」を交互にバランス良く使うこと。
往々にして「主観」はできるんだけど「客観」の方ができない。
対象を突き放す、目を細める、ちゃんと見ない、単純化する・・・
ここら辺が難しい。

目の前にあるものを模写、デッサンすることはとても簡単です。 
目の前にあるんだからそのまま描けばいい。 
目の前にあるものを正確に描けないのに自分の脳内イメージを正確に描けるわけがない。 目の前にあるものを見て描く、見て描く・・・ これを繰り返すことで脳内出力もアップします。

イメージができているのに描けない・・・ 
という人はイメージを具現化するための「型」がないんです。
 模写で上手い先人の「型」をデッサンで実物の「型」を手に入れます。 
そこに自分の体験というエッセンスを加えればそれで充分「表現」「作品」になります。

イメージがない場合は・・・描かなくていいと思う。 
こんなの描きたい!! という想いが一番ですかね。
 そういう意味では。

1 件のコメント:

  1.  三年以上前の書き込みに対して申し訳有りません。
     文書化されたイメージが脳内に有ってそれを描きたいが、頭の中でそれを映像化出来ない場合は絵を描くのを諦めたほうがいいでしょうか?例えば『野球のユニフォームを着たサイドスローでボールを投げる女性』と描きたいモノを言語化できても写真の様に頭にその画像が浮かばない場合はイメージが無いとみなされるのでしょうか?

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