◎ただひたすらに「正確に模写」だけ意識する!! パース、アイレベル、デッサン、立体感、線の綺麗さ…等々ポイントがありますが… まず「正確に模写」だけ意識してみましょう。 一時期に意識できることは一つ。 正確に見て表現することが絵の全ての基本。 他の技術を吸収する時の基礎になります
正確に模写する上で… ・しっかりと好きな絵、将来描きたい絵を選ぶ→明確な目標 ・格子や補助線を使い感覚で描かない→客観的な分析 ・抽象度を上げて対象を単純化して全体の流れを意識する →自描き転用しやすくなる などそれぞれに意味があります。 つまり絵を描く基本要素が詰まってます。
正確に模写できないままにパースや構図法などに行くと目と手が曖昧なままなのでどれも劣化版を覚えてしまい結局形になりません。 これも練習に順番無し‼︎とも言えるので描けない自覚を持つためにダメ元でやってみるのはアリですが‥。
新人アニメーターに求める能力も一つだけ。 「正確に早く模写」。 動画の中割は高度な模写であり精度の高いトレスは実は先々の線の流れを見据えた模写だからです。 つまり模写できないと何もできない。 新たな技術習得が出来ない。 だからそのレベルでない人は離職して家で練習した方が早い
例えばレイアウトを描くときにキャラ表のディテールにいきなり行くとダメで。まずは頭身がわかる程度に単純化して、おさまりを意識して配置して空間に載せる。 ここでも結局は正確に模写するステップが応用できる。 現職のアニメーターで行き詰っている人は基本に立ち返り「正確に模写」からはじめよう
「正確も模写」を意識するがあまり「線追い」になる人が多い。 「線追い」とは箇所箇所の線の形だけを再現しようすること。 これだと一部分はそれらしくなるが頭だけ目だけ大きくなったりバランスや比率がおかしくなる。 「正確も模写」ためには急がば回れでまずは全体の比率からキープしよう。
◯正確に模写できない例 ⑴色鉛筆グリグリ、自分の描きやすい素体に落とし込まないと気がすまない。 この時点で頭身も全体の流れもめちゃくちゃ ⑵さらに各所ごとに線追いで似せようとするので目や髪手など複雑なポイントほど大きく膨らむ。 ※これは模写に限らず、絵の描き方全般に共通。

自分の解釈を入れないと気が済まない人は絶対に上手くならない。 ずっと同じ絵になる。 自分の思い込みを捨てる。 見たままそのまま描く。 描きにくいと思った時はそれは手癖と戦っている瞬間の副作用。 描きやすい方向に手が入ったら疑い、抗う。 そういう自問自答が絵の練習です。
正確に模写できない最大の理由は…
「見ていない!!」
模写なのに見ている時間よりも描いている時間が長いかもしれない。
描く姿勢参考‼︎↓模写の添削光景です。
かなり模写元をチラチラ見ている。
オフ会などで完成だけでなくどういう姿勢で描いてるかも見てマネしてほしい
0 件のコメント:
コメントを投稿