2017年12月26日火曜日

◉ポートフォリオ=試食作り

◉ポートフォリオ=試食作り
デッサンを何枚入れたらいいですか?
やっぱり空間モノあった方がいいですか?
よく聞くアニメーター系のポートフォリオ対策の話だ。

まず就職のためのポートフォリオってなんだろうか?
僕は他人に自分の有用性を見せる、試食みたいなものだと思っている。
相手が何を欲しいのかを分析してそのお客に買いたいと思わせるためのお試しがポートフォリオ。

それでは新人アニメーターになるのにデッサンはいるだろうか?

僕の意見からしたらあってもいいがなくてもいい。
そんなの他の原稿からすぐに読み取れる。
美大受験みたいな静物画やカラーイラストも同じく。

手書きアニメをメインにしてるスタジオなら鉛筆画の描きっぷりが一番みたい。
躍動感があるか?様々なものに興味があるか?観察眼があるか?
描いてるモノからそこらへんを読み取って本人のポテンシャルを僕が採用官なら見るだろう。

それでは中途採用的に原画マンになりたいなら‥‥
一番は原画を描くこと。
その会社のコンテでも何でもいいが原画のサンプルを作ってしまう。
僕が動画マンからいきなりフリーの原画マンになった時がまさにこれだった。
相手は今の自分の手駒の原画マンよりもマシな原画があればそれを使うのは当然だ。
そして世の原画マンのレベルはピンキリだから最高に頑張って描いた数カットがあればかなり良い反応がくる。
仮にダメでもそんな程度にでもやる気がある人さえ少ないからいきなり原画はダメでも第2原画ならとかそういう話になる。

ダメかどうかを決めるのは自分じゃない。
相手が決める。
そして他人へアピールしていくスタンスは必ず誰かが見てくれている。
そして何より自分が原画を描きたいならまず描けばいい。それで上手くなる。

これだけネットで色々な情報があってポートフォリオも原画もどうしていいか全然わからない人はとりあえずプロにならないように、原画マンにならないようにしよう。

相手が食べて美味しい自分になるための準備をしよう。
なんとなくのポートフォリオ作りやアニメーター志望って多分、仮に仕事がはじまっても上手く行かない。
それは思い込みでぼんやりなりたいだけで本当のところ興味がない証拠だ。
アニメの仕事とは何か?
自分がやりたいことは何か?
それを実現するためにはどうしたらいいのか?
パッと他人に説明できるようになってないと多分ポートフォリオ作りをしても的外れになる。

これはアニメ業界から独立する時も同じです。
アニメ私塾ははじめる前お試し添削をやりネット公開を条件に無料添削やりました。
相手があっての仕事、相手にいかに得をさせるかがお仕事の基本です。


補足)
一般的に言う「就活」というワードはアニメ業界に相応しくないかもしれない。
就活は婚活などと並んで一生モノのイメージがあるがアニメ業界の低賃金問題など17年12月段階では騒がれている訳で。
終身雇用などをそもそも前提としない。
アニメーターは芸人に近い!!「就活」でなく単にはじめのスタジオを自分の技術を鑑みてどこにするかを選んでほしい。

2017年12月25日月曜日

◉アニメ私塾ネット村18年1月期参加予約フォーム(1月21日20時〆切)

◉アニメ私塾ネット村18年1月期参加予約フォーム(1月21日20時〆切)
参加希望者は以下リンク先フォームにご記入ください。
https://goo.gl/forms/JlWuG9q5LuS1ofds2

◯概要
 ・参加費年1万円※銀行振込
・Google+コミュニティの限定SNS
・18年度プロ養成コース優先選考参加権及び初心者コース早期募集
 ・ニコ生非公開部分他限定動画
 ・限定イベントなど
※以下Google+限定コミュニティの様子


◯ネット村の内容説明160906ver ↓
https://www.youtube.com/watch?v=IVU1xv3swmg

2017年12月21日木曜日

◉好き=自由、何でもありではない‼︎

◉好き=自由、何でもありではない‼︎
初心者コースの好きな〇〇は自由にどうぞではありません。
自分が好き=こだわり、詳しい、知っているだと思って下さい。
本当にそれが描きたかったの?
という人がたくさんいます。
自分の好き嫌い=興味の有無を自覚することは大きな武器です。
逆に身の回りで人生がうまく行ってない人は本当にそれがしたかったの⁈かが曖昧です。
また創作の全ては好きな〇〇と〇〇の組み合わせで出来てます。
好きなキャラが好き〇〇をしている。
例えば原作にない髪型や服装をしているや他の世界観にいるだけでで十分な創作要素があります。

また自問自答の補足として「なぜ?」をすくなくとも3回、出来れば5回は掘れるようにしましょう。
アニメーターになりたい→なぜ?
絵で食っていきたいから→なぜ?
他の仕事したくないから→なぜ?
絵は自己陶酔できるから→なぜ?
絵の世界にのみ理想が実現できるから→なぜ?
絵がイメージの投影だから‥

このように6回も掘ると大分深めな話になる。
僕のニコ生やオフ会、ネット添削でなぜ質問に即答出来るかは日ごろからまるで子供みたいにこの「何で?どうして?」を僕はいまだにやってるから。

世の中の多くの人が怖いのは貧乏でも病気でもない。
普通でなくなること。
仲間ハズレになること。
幼少期から小中高大、社会人と普通でいる訓練をやたらとされる。
その中で自分の好きなこと、やりたいことにちょっとずつウソをつくプロになっていき、大人になるにつれて目が死んでいく。

自分の好きを知っているのは今後、創作を辞めないで一生続けるための母港になる。
絵を続けることは長い航海のようなもので自分が何か今どこにいるかわからなくなることがある。
その時に是非初心者コースの時にやった課題を見直し欲しい。
そこには自分が本当に描きたかった初期衝動があるはずだ‥
そのために、絵を辞めないために初心者コースがあり、新設しました。

さらに言うとみなさんが好きなキャラの何が好きなのか?
形が好きなのか?
性格か?
声優か?
役割?

僕は宮崎さんのカリ城もラピュタも好きだがクラリスやシータに興味がない。
あの娯楽システムとそれ作る宮崎駿は好きだけどキャラそのものには思い入れはない。
同じくガンダムが好きだがあのロボットもアムロもたいして興味がない。
セリフの端々に流れる深い思想性、ホワイトベースを自分のアニメ制作に引き込む富野さんの作家性が好きだ。
自分の好きをどこまで掘れるか?それが本人の見識そのものになる。

2017年11月24日金曜日



◉出張アニメ私塾講演会フォーム(18年1月〜4月)
◯概要
・アニメ私塾「室井康雄」があなたの学校、会社、サークルに伺います。※個人のみ不可
・講演、対談、個別添削、質疑応答・・・など時間の許す限り行います。

◯時間、料金
・3時間¥108,000円(税込)+旅費
・室井康雄の母校は旅費のみ
※旅費は交通費と遠距離の場合、必要に応じて宿泊費を含む。
※3時間以上の講演料は上記を基準に応相談
※お支払いは指定銀行口座に指定日までにお振込お願いします。
※参加者から講演料をとる場合、イベント規模に応じて要相談。
※会場の手配等一切お任せします。

◯講演内容のyoutube公開について
・講演の様子や添削中の手元映像などの一部をyoutube公開させていただきます。
※参加者のプライバシーを守るカメラアングルや発言禁止の固有名などありましたら「確認メールと御見積書」メールの返信時にご連絡ください。
・講演の様子はそちらのカメラ、マイクで記録いただきyoutube公開、その他の一切の使用可能です。

◯講演例
その1:前半1時間「パース講座」、後半個別添削1人6分×15人、質疑応答
その2:「最速本」ページ指定の講習
その3:貴作品のアドバイス、ゲーム、漫画の個別指導・・・
その他希望内容がありましたら以下フォームにご記入ください。

◯日程以下よりご選択ください。各日程14日前を〆切日とします。
・1/29✳︎
・1/31〜2/5
・2/26✳︎
・2/28〜3/12
・4/3✳︎
・4/5〜4/10
✳︎→「東京駅」からの交通費
無印→「会津田島」からの交通費


◯開催までの流れ
・本フォーム記入後48時間以内に確認メールと御見積書をメール送信
※返信がない場合はkarasawa1499@gmail.comまでお問い合わせください。
・御見積書に同意いただいたら、御請求書をメール送信
・ご入金確認後、開催決定。
・当日現地にて領収書のお渡し。


◯同日、複数お申し込みのある場合はお申し込み内容を考慮し、開催の有無をお返事いたします。
ご不明な点は以下アドレスまでお問い合わせください。

アニメ私塾
室井康雄
karasawa1499@gmail.com
TEL:090-7336-6828

【一般ユーザー向けお知らせ】171124

【一般ユーザー向けお知らせ】171225
◉アニメ私塾ネット村18年1月期参加予約フォーム(1月21日20時〆切)

https://goo.gl/forms/JlWuG9q5LuS1ofds2

出張アニメ私塾講演会フォーム(18年1月〜4月)
https://goo.gl/forms/1RhT7HeQibqSE7EC3

DVDビデオ付き! アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術 
室井 康雄(アニメ私塾) 
固定リンク: http://amzn.asia/dcMjCvw




2017年11月13日月曜日

【最速本 サイン本販売店】

【最速本 サイン本販売店】
・紀伊國屋書店札幌本店(北海道)
MORIOKA TSUTAYA(岩手)
・須原屋ビーンズ武蔵浦和店(埼玉)
・書泉ブックタワー(東京)
・三省堂書店池袋本店(東京)
・ジュンク堂書店池袋本店(東京)
・三省堂書店名古屋本店(愛知)
・紀伊國屋書店梅田本店(大阪)
・ジュンク堂書店大阪本店(大阪)
・ジュンク堂書店三宮店(兵庫)
・喜久屋書店倉敷店(岡山)
・ジュンク堂書店那覇店(沖縄)
◎サイン本が店頭に並ぶのは早ければ明日ですが、書店さんによって日程が異なります。
◎サイン本よりも先に通常本が店頭に並ぶ可能性もあります。
◎冊数に限りがあります(各書店の冊数は公表できません、すみません)
◎以下の12店舗に加え、あと3店舗ほど追加予定あり。

2017年11月5日日曜日

○絵が上手いヤツは素直‼︎

自分の周りを見るとそんな気がする。
そんな心のヒダまで言葉にするのかよっていう人が多い。 
だから面白い。
あと自分が上手くなる過程で素直になっていった気がする。 
昔の下手な自分は随分素直じゃなく、絵を描き続けることにより心が浄化していった実感がある。

上手くないから隠そうとする。
隠すからなお上手くならない。 
悪循環なんですよね。
まずは素直に「描けない」自覚を持ち、冷静に描けるようになる筋道を立てる。 
描けないのは描いたことないだけ。 
対象物を正しく見るのと同時に自分の画力も客観的に分析してプラスしていく。

素直な人が上手い理由
描けない自覚が早いから対策が早く、すぐに描けるようになる。
自分の心の中でボンヤリ描けないと思ったら、すぐに行動に移し、鏡を見たり資料を見たり描けるようになるためのアプローチを組む。 
その反応の速さや解決力に必要な第一段階が素直さです。

素直さは別の言い方をすればワガママであり、凝り性。 
だから上手い人はある種の社会性が欠如気味であったり時に変人扱いされる。 
みんなが社会に飼い殺されてる中で別のレイヤーの真理を見てたりする。 
素直過ぎて。

ツイッター見るとどんだけの絵師さんが世の中にいるんだろうかと思う。 
絵を描くことで素直な自分を取り戻そうってことなんじゃないかと。 
世の中病んでる人が多いのでその自浄作用としての絵師増加なんじゃないかと勝手に思ってる。

絵は素の自分が出る。
みんな大人になるに連れてウソが上手くなっていく。 
やりたくないことも我慢して出来るようになる。 
その間に病んで行き、絵の中に自分の本心と理想を求めるようになる。 
子供は理想の同性を描き、大人になると理想の異性を描く。 
いつクロスするんだろうか…

プロアマの垣根はない!!

アニメーターは本当にプロアマの垣根がなくなった‼︎ 
たしかにトップオブトップはプロにいるかもしれない。 
しかし下手なプロより真摯にアニメーションに向き合ってるアマも沢山いる。 
公開媒体も沢山あるし、本当に時代が変わった。

上手い人は勝手にネットにアップして勝手に話題になり、勝手に成功する時代。 
すごくいい時代だと思う。 
極めて公平。 
アニメーターとか、プロアマとか、あらゆる肩書きは無意味になりつつある。 
今、目の前にあるモノが面白いかどうかでしか判断されない。

ちょっと前の名も無きアニメスタジオではめちゃくちゃ上手いのに不当に搾取され、騙され的な情報盲目による買い叩きがあったが今はツイッターに絵をアップすればまずはない。 
だからスタジオ側はツイッター規制かけたがる。 
それはスタジオの都合。
アニメーターの都合は当然やるべき。
無論、携わる作品は他人の著作物なので情報漏洩などは遵守すべきですが。

アニメ私塾&ネット村はけっこうな青田刈り市場になってます。 
某3D会社など半数が塾生経験者が占め、某アニメ演出さんは塾村内で原画を振りまくっている。 
仕事をしたい人と振りたい人のミスマッチの解消に多少はなっているようで嬉しい話です。

アニメ私塾を開設した当初から技術論とアニメ業界の良し悪し、進路を同時に語って来た。 
アニメ業界はある人には楽園である人には地獄。
それを見て来たので安易にみんな入りましょうと言って来なかった。
 絵が上手くなるのと同時に情報を収集し、賢く生き残れるクリエイターになって欲しい。

2017年10月26日木曜日

◉粘って描け!!

◉粘って描け!!=絵を反芻する期間 
なんとなく一発で描いて。
ああ、なんだか上手く決まらない。自分は下手なんだあ… 
という人は「絵の反芻」が足りない。
 粘って模写元やデッサン元、自分の絵と向き合う時間が絵を考え、最適の形を考え、自分の手癖と向き合う時間。 
それが少ないと成長しない

絵の反芻が長ずぎる・・・。 
ずっと自分の描き方に閉じこもって一切妥協しないというのも次につながらず常に未完で終わるタイプ。 
適度に拘り、適度に前進。 
ここら辺が人によって異なる。 
例えば、思い通りに描けないから課題を出せない…よりは出した方がいい。

あるいは一発で描いたモノをそのまま課題を出す人。 
それで添削されても自分の中で葛藤した時間が短いために添削の意味が薄くなる。 
そこらへんの自己管理を適時していく。
最速で上手くな方法とは…?
毎日階段を一歩づつ上がること。 
それしかない。 
絶対に昨日よりも下手に描かない。意地でも。 
そのためには常に昨日の自分の絵を、描き方を疑い、しかし絵を描く楽しさを毎日実感する・・・。 
そういう「絵描きマネージメント本」を次は書きたい。

ときおり他力本願的に安直に上手くなる方法を問い、 時折逆ギレ気味に
「やってみたけど上手くなりませんでしたあ…」という人がいる。 
絵はどこまで行って自分と向き合うことになる。 
そこを無視して他力に頼ってもいかなるノウハウも無意味だ。

描けば描くほど悩みが増え、壁の高さを感じる。
そうしてからある描き方を見ればまずそのノウハウの質の良い悪いの判断ができ、自分にとって適切な内容ならその意味をより深く知ることになる。 
描いたことない人、経験が浅い段階でも無駄ではないがやればやるほど自分にとって意味のあるものになる。

◯初期衝動からの脱皮!!

はじめは大好きな作品の作り手に憧れ…。
しかし、同じ作品を自分の時代に出来るわけでも、またその当人に自分がなれないことに気づく時がくる。 
そこからが本当の戦い。 
自分の特性を知り、時代を感じ、ニーズを知り、自他が納得するラインを探すしかない。

「第二の宮崎駿になりたい…」という人がいるのか知らないけど。
 少なくとも僕は途中までは仮想敵として見てましたそのためにはとりあえず三千里レイアウト全カットやらないといけない。 
そこから本人になろうなんて無理なんだよね。 
そもそも本人が今の時代に若い瞬間だったらアニメを選ぶかと。

「第二の〇〇」はわかりやすい野心だけどそれはやはりないんですよね。
憧れは無力な若い時期を乗り切るブースターでしかない。 
「第一の自分」を探すしかない。 
そのために常に正直に行動するしかない。
 不本意な時間をなるべく過ごさない。
 曖昧なことをしない。

宮崎さんはマンガ家志望から富野さんは映画監督志望からアニメ業界に転身した。
 自分のやりたいことの真逆にはフロンティアはないが、少しずらしたところに一番の活路があったりする。 
今アニメーターになりたい人は本気でアニメ技術を学んで欲しい。 
それはアニメ以外で強烈に役立つかもしれない

自分変換しない!!

○上手くならない理由
「いちいち自分変換してるから‼︎」
 模写しても落書きもなんだか同じ感じになる人は描くときに自分の描きやすい形に変換している。 自分らしさを殺し完璧に他人に合わせることで他人の技術を高い濃度で吸収出来る。

中身がー、
 人体がー、
 骨格がー、
とグリグリ色鉛筆で捏ねてるあいだに自分の描きやすい「まっすぐ」素体になる。 
まず上手い形、リアルな形をノイズをなくして形を覚える。 
そのあとに筋肉、骨格に行く。
 覚えた形の中身がわかり腑に落ちる。

絵を描き始めていきなり人体の解剖書みたいのが頭に入るのか? 
まずは好きなアニメやマンガ有りきで描きたいわけなんだからそれらの緩い模写もどきで描く習慣を付ける。
 もっと上手くなりたいなら正確に模写。 
さらに深く究めたいならデッサン(実物の線画化)。 
上達のための無理ない階段。

義務感で練習し始めたら時間に対しての効果が弱くなる。
 あくまで衝動、欲望に忠実に描きたいものを描く。 
デッサン、骨格をやりたきゃいきなりやればいいけど。 
あんまり興味ない時はとりあえずわかりやすい美少女や美青年でも描いてればいい。

しかし美少女や美青年をそこそこ、誰かの真似っこパターンでとりあえず魅力的な記号は覚えたけど、それに限界を感じた。 
もっと生々しい表現をしたい‼︎
となってはじめてリアル、骨格の模写でいい。 
それらを練習すると世の上手い絵描きは古今問わず実物をよく観察しながら描いてたことに気づく。

◉自撮りポーズの撮り方

◉自撮りポーズの撮り方 僕は動画で撮ります。 
僕は動画で撮ります。
そして画面見ながら様々なポーズを撮ります。
止め絵で使うときはコマ送りしながら一番適したポーズを選びます 。
例えば歩きポーズを描くときに止まった「歩きっぽい止まったポーズ」を撮影する人がいますがこれは間違いです。
重心が前にないので歩きに見えず「ぽい何か」にしか見えないので参考として不十分です。 
必要な素材を撮るためにもまたコツとある程度慣れが必要です。

自撮りは慣れてくるとこの瞬間を原画にしようとかオーバー気味にやろうとか。 
まさにアクターのようにカメラ写りを意識して後の作業しやすい撮り方ができるようになってきます。 
その準備としてアイレベルや画角などある程度の計画は事前に必要です。 
行き当たりばったりでは上手くいきません。

◉相似関係で空間パースの大小差がつく!!

◉相似関係で空間パースの大小差がつく!!
本A、B間と同じだけ本Aから同一直線上で離れたところから見ると本A、Bの大小差は「2倍」になる。
 本A、B間の半分だけ本Aから…同じく…と本A、Bの大小差は「3倍」になる。
対象物の大きさと視点との距離により空間パースが作れる。

◉レイアウトの極意!! パースが先✖︎人物ベース◯

◉レイアウトの極意!!
パースが先✖︎人物ベース◯ 
この感覚が結構みなさん難しいようです。

人物ベースのレイアウトなら人物を先に描くのは当然ですが・・・ 
「正しいパース病」にかかって「正しい絵」を見失うことはよくあります。 
できれば「正しい配置」と「正しい空間」で説得力をもたせたいところですが
見栄え(優先順位)としては圧倒的に
「正しい配置」>・・・・・・>「正しい空間」

「正しい空間」とはあくまで説得力をもたせるための一つの表現方法に過ぎません。 
「正しい空間」の「見栄えの悪い絵」と「間違った空間」の「見栄えの良い絵」はどちらが見て楽しいか自明でしょう。 
別に「間違った空間」を推奨するつもりはありませんが「見栄え良いレイアウト」の方が探求したい。

アニメの現場においてはレイアウトの良し悪しがわからないからとりあえず「正しいパース」で出さなきゃというのはあるのでしょう。 
今後のノウハウのテーマとしてはレイアウト法がまだそこまでわかりやすく語られていない気がします。

優れた絵コンテは目線誘導が滑らかでしかもカットを積むことで観客を魅了する工夫に富んでいます。 
その目線誘導を組まずに「正しくいパース」のみを追求した場合使えないレイアウトとなります。 
元の意図する目線誘導をさらに助長する構図にするのが理想。

2017年9月2日土曜日

【アニメ私塾コミケ92出品本】注文フォーム(〆切9月15日)※一般向け

【アニメ私塾コミケ92出品本】注文フォーム(〆切9月15日)※一般向け
https://goo.gl/forms/CF0sNwzDO3dCLU0q1

◯販売する本
【アニメ私塾の教科書コミケ92ver】
・ノウハウまとめ、36ページ
サンプル画像→



【アニメ私塾添削集① KEI YOSHIMIZU】
・2015−2016 塾生K.Yの1年目課題の添削結果 
・54ページ
サンプル画像→










◯ご注文確認メール
・9月16日一斉送信にて
※冊数に限りがあるために在庫冊数分の先着順となります。
先着外の方へは「キャンセル待ち」扱いとさせていただきキャンセル数に応じて9月25日にお振込時期、発想の時期のご案内をさせていただきます。

◯お支払方法時期、発送
・銀行振込
※ご注文確認メールにてご指定いたします。

◯お振込時期
・9日18日〜22日
※9月25日一斉送信にてお振込確認メール

◯発送時期
・9日27日〜10月4日

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2017年8月31日木曜日

「アニメ私塾ネット村」17年10月期参加予約フォーム(10月15日正午〆切)

「アニメ私塾ネット村」17年10月期参加予約フォーム(10月15日正午〆切)
以下募集フォームにご記入ください↓
https://goo.gl/forms/QcNHFVTsJZ9ZfTz42

概要
 ・参加費年1万円
・Google+限定コミュニティ
・18年度塾生優先選考参加権及び早期募集
 ・限定動画、イベント他
※以下Google+限定コミュニティの様子

◯ネット村の内容説明160906ver ↓

◯募集フォーム記入前にご確認頂きたいこと・・・
1、漢字実名フルネームのGoogle+アカウント必須。Google+『室井康雄(アニメ私塾)』をフォローする。
2、未成年者の方は親権者の同意を得ている
3、日本外在住者の方は以下の点を満たしていること
・SNS参加に必要な日本語力。
・参加費1万円を日本の銀行へ振り込みができる。

◯漢字実名フルネームのGoogle+アカウントについて。
漢字実名フルネームのGoogle+アカウントをお持ちであることが参加の必須条件です。
まだお持ちでない方は以下リンク先より作成お願いします。
https://accounts.google.com/SignUp?hl=ja
参加前にご用意し、Google+『室井康雄(アニメ私塾)』をフォローしてください。
またすでに漢字実名のG+アカウントをお持ちの方はそちらでご参加いただけます。
※登録名「室井康雄」の場合→アカウント名「室井康雄」または「室井 康雄」は可。
「室井康雄」→「ムロイヤスオ」、「YASUO MUROI」などは参加不可。
※外国籍の方はアルファベット、カタカナなど可

◯参加の流れ
・本フォーム記入
→10月15日正午〆切後同日中に「予約確認、参加費お振込案内」メール
→10月16日〜20日参加費入金
→10月23日「ネット村SNS」へ招待、入金確認メール
→手続き後参加完了
※10月15日中に「予約確認、参加費お振込案内」メールが届かない方はアドレスの間違いがある恐れがあります。
karasawa1499@gmail.comまで名前を明記して登録したいメールアドレスでご連絡ください。

◯参加時期
17年10月23日〜18年10月末日

◯参加更新
18年10月に更新のご連絡をいたします。

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2017年8月26日土曜日

出張アニメ私塾‼︎2017年11月12月募集(〆切9/10)

出張アニメ私塾‼︎2017年11月12月募集(〆切9/10)
募集フォームリンク⬇︎
https://goo.gl/forms/F3hGjDdNyNFC8EKN2
・プロ志望の塾生スカウトのチャンス!!※過去同イベントで内定実績有 
・社員、所属スタッフなどの無料見学権付与 
・アニメスタジオ、2D、3D他業種不問
◯概要
塾生の月1オフ講習会の開催地募集
◯条件
・新宿から最寄り駅まで30分圏内
・塾生20人以上収容する会議室など
・プロジェクターまたは大型TVを有すること
・無償貸し出し
◯社員、所属スタッフなどの無料見学権付与について
・塾生20人+お貸し頂くスペースに応じた見学者数
※例えば30人収容なら20名まで、50人収容なら30名までなど
※社員、所属スタッフへのその場での指導は原則として行いません。
◯講習内容日程時間
・11月18日(土)13:00〜17:00、19日(日)10:00〜17:00 空間基礎編「向かい合う二人」他
・12月16日(土)13:00〜17:00、17日(日)10:00〜17:00 空間基礎編「給水塔と人」他
※12月17日(日)は18:00からアニメ私塾の忘年会を予定しております。
◯複数お申し込み者のある場合はお申し込み内容を考慮し、開催の有無をお返事いたします。
よろしくお願いします。

アニメ私塾
室井康雄
karasawa1499@gmail.com
TEL090−7336−6828

2017年7月18日火曜日

絵が上手くなる地頭の良さとは…

天然で上手いという人を見たことがない。
 上手い人は地頭がみんなよい。 
地頭とは正しく見る、正しく表現する。
 この二点に尽きる。 
これ簡単なようで難しい。 
身勝手な狭い視野の自分のご都合主義でしか考えられない人は多い。
普通に参加して普通に課題を出すだけでもかなりすごい!!
物事は上手く行かなくて当然だし、大体のことは今は調べればわかる。
自分の希望と現実は違う。 
まず現実に歩み寄らないと最終的に自分へのプラスもない。 
「歩み寄る」のはとても難しい。
 絵を他人に見せて何らか良い反応を貰おうとするのってそういうこと。 
正しい認知と表現の問題。


「物事をあるがままに捉えて行動できるのがニュータイプ・・・」
 的なことをガンダムF91で言っていたような。 
会ったことのない人の机のオーラから上手下手がわかるとかある意味上手い絵描きもニュータイプかもしれない・・・。 
おそらく富野さんはそういう実感があったんだろう。

「抽象度」の高い見方っていうのが難しい。 
人を単純に置き換えたら丸と四角にできる…とか。
 全ての仕事は細部は違うが共通点も多い…とか。 
子供時代に頑張った部活動はそのまま絵に転用できるじゃん!!…とか。 
絵は全てに通づる…とか。 
世界全部がバラバラの人と共通点を見出せている人

僕のノウハウのほとんどすべては抽象⇄具象の話です。 
「ああいつもの単純化ね…」と思って欲しい。 
そしてその「視点」を真似て欲しい。 
個別の絵の描き方には価値がない。
応用が効かないから。 
その発想方法を真似しないことには「マニュアルなしでは何も描けません」状態になる。

2017年6月8日木曜日

◯模写の添削について講評の仕方

◯模写の添削について講評の仕方
1、課題の出し方が間違っている
2、頭身比率が合っていない
3、体のソリ、S字カーブが甘い、弱い
4、手足のソリ、軸変化
5、線の組み方単調にならないようにする。非対称なフォルムを目指す
6、目線、表情・・・


大体この順番でコメントを添削で描いてます。
6だけ指摘されている人はむしろ以上5点は大丈夫と思ってください。
「私の添削はラフだなあ・・・」という人は土台から不正確なので2あたりから意識しましょう。
逆に少ししか直されていない人はほとんどこちらから直すところがないと思ってください。

5、6あたりになるとどっちが上下ない感じ。
しかし不思議とデキの良さと提出方法などの正確さはほとんど一致するから不思議。
最近はないけど「室井康夫」とか「会律」とか以前は結構いましたがそういう人はデキもあまり良くなかった。
余程の天才でない限りは「真面目さ」「勤勉さ」「注意深さ」がそのまま画力に直結していたりする。
なので本当に上手くなりたい人はそこらへんからしっかりやるといいかもしれない。


模写における格子書きや補助線は何のためか?
「絵を客観的に分析するため」です。
格子書きしても四角一個一個バラバラに見ても意味がありません。
自分の見え方と実物のズレを認識するためにこれらをやります。
つまり見ているパーツが全体の中でどこにあるか?それは自分の思い込みに比べてどの程度ズレているか?をわかるためにやります。
例えばキャラに一本縦線引くだけで頭に対して腰が足がどこらへんにあるかわかりますね。
練習方法も何となくやっても何となくにしかならない。
慣れてくると補助線を引かずともに線が見えてきます。

2017年5月7日日曜日

「アニメ私塾ネット村」17年7月期参加予約フォーム(7月14日正午〆切)

「アニメ私塾ネット村」17年7月期参加予約フォーム(7月14日正午〆切)
https://goo.gl/forms/80SRnS8t9WTtGC8K2
◯概要
 ・参加費年1万円
・Google+コミュニティの限定SNS
・18年度塾生優先選考参加権及び早期募集
 ・ニコ生非公開部分他限定動画
 ・限定イベントなど

◯ネット村の内容説明160906ver ↓
https://www.youtube.com/watch?v=IVU1xv3swmg

◯募集フォーム記入前にご確認頂きたいこと・・・
1、漢字実名フルネームのGoogle+アカウント必須。Google+『室井康雄(アニメ私塾)』をフォローする。
2、未成年者の方は親権者の同意を得ている
3、日本外在住者の方は以下の点を満たしていること
・SNS参加に必要な日本語力。
・参加費1万円を日本の銀行へ振り込みができる。

◯漢字実名フルネームのGoogle+アカウントについて。
漢字実名フルネームのGoogle+アカウントをお持ちであることが参加の必須条件です。
まだお持ちでない方は以下リンク先より作成お願いします。
https://accounts.google.com/SignUp?hl=ja
参加前にご用意し、Google+『室井康雄(アニメ私塾)』をフォローしてください。
またすでに漢字実名のG+アカウントをお持ちの方はそちらでご参加いただけます。
※登録名「室井康雄」の場合→アカウント名「室井康雄」または「室井 康雄」は可。
「室井康雄」→「ムロイヤスオ」、「YASUO MUROI」などは参加不可。
※外国籍の方はアルファベット、カタカナなど可

◯参加の流れ
・本フォーム記入
→7月14日正午〆切後同日中に「予約確認、参加費お振込案内」メール
→7月17日〜7月21日参加費入金
→7月24日限定SNSへ招待、入金確認メール
→手続き後参加完了
※7月14日中に「予約確認、参加費お振込案内」メールが届かない方はアドレスの間違いがある恐れがあります。
下記アドレスまで名前を明記して登録したいメールアドレスでご連絡ください。

◯参加時期
17年7月24日〜18年7月末日

◯参加更新
18年7月に更新のご連絡をいたします。

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2017年4月11日火曜日

◉アニメ私塾おすすめ動画まとめ170411再編

◉アニメ私塾おすすめ動画まとめ170411再編
各動画をノートをとりながら進めると効率的に受講できます。
うちではノート。外では聞くだけでもいいです。
是非ご覧いただきたくさん描いてください。
◯YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCRYuHKwhgfCighvhR3n151w

◯アプリでアニメーション
・161225電車移動中animation DESKテスト 

https://youtu.be/vW2_L0yHzVU

・アプリで簡単アニメ作成しよう


◯アニメ私塾のことを知りたい
・年度新規塾生説明会①

・17年度新規塾生説明会② 

・2年目以降の塾生参加内容 

・アニメ私塾説明会① <概要と講師紹介> 130331https://youtu.be/tyErhByX1uA
※試用期間3ヶ月は15年度以降ございません。他多少の課題の変更等は最新の情報をお調べください。

・アニメ私塾説明会②<教育方針とカリキュラム> 130406
https://youtu.be/CjDw8xLbUgg

・アニメ私塾説明会③<実践アニメと作画オーディション> 130406
https://youtu.be/REel0b-URWA

・15年度説明会(一般公開)141025
https://youtu.be/wu43yaTycGw

・Google+のコミュニティ利用についての説明
https://youtu.be/IC3uIAlr01A

・アニメ私塾の課題レベル 

◯アニメ私塾ネット村について
・ネット村の内容説明160906ver 

・ニコ生公開添削160626 

・ネット村宣伝 

・ネット村ニコ生添削希望160623 


◯全然描いたことないです!!(1年目課題)
・アニメ私塾講習会<準備編>①130324
https://youtu.be/N20xeaqfnCk?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg

・アニメ私塾講習会<準備編>②130324
https://youtu.be/7Pf05Jo7GeM?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg
・描く姿勢参考‼︎
https://youtu.be/YTHwIN6bz3E
・お試し添削会151018
https://youtu.be/sOIADED9Hxw

・「似顔絵」アニメ私塾160402@南会津郡南郷 

・鉛筆フォルダーの作り方 
https://youtu.be/EFjwrxII_wQ

◯初心者コース
・学生時代の下手な自分絵の添削
https://youtu.be/oPPoTjAzOuM

・初心者コースお試し添削②学生時代の自分絵の添削
https://youtu.be/QuLonB9x5c8

・初心者コースお試し添削③学生時代の自分絵の添削
https://youtu.be/MeIm-HaCtow

◯模写して上手い人の技術を学ぼう(1年目課題)

・アニメ絵模写説明、比率編
https://youtu.be/KDimGLeh_OE?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg

・アニメ絵模写ディテール編
https://youtu.be/LploSx8qXbY?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg

・効果的な模写のポイント160524 
https://youtu.be/kyV9LZLe3e8

・単調な形を避ける、メリハリのある形 

・「描く姿勢」150403ニコ生
https://youtu.be/LploSx8qXbY?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg

・「まっすぐ描かない!!」150403ニコ生
https://youtu.be/wJebtJWkeME

・どんなキャラもベースは同じ
https://youtu.be/X-mFxighCf8

・顔の立体
https://youtu.be/nCA-4E6X1zg

・目の描き方、シルエットで見る
https://youtu.be/pKg5WDYjWcM

・立ちポーズ、足元の描き方
https://youtu.be/mhQMQJ3NiZ4

・手の描き方
https://youtu.be/tJWknVKeQcQ

・シルエット=手癖を無数覚えよう
https://youtu.be/s5bh28VXo50

◯デッサンして実物も勉強しよう(1年目課題)
・デッサンの基本ポイント 

・デッサン裸体、水着編
https://youtu.be/xzAS6ttxaxo

・デッサン応用(重心、デフォルメ) 

・リアル顔のまとめ方① 

・リアル顔のまとめ方② 

・デッサン着衣編 

・単純化で描く
https://youtu.be/UQX_8aGLY2k

・流れ、囲碁式まとめ方
https://youtu.be/aTsIdgYJqTw

・簡単骨格
https://youtu.be/6qDHo2DyQIk

・リアル顔描き方
https://youtu.be/8nQCX8Q8Yew

・肩は袖の塗り分けで描く
https://youtu.be/pc5LPzQJl1I

・パンツ線で足は動く
https://youtu.be/l1VKvzi5b_0

・ヒジの位置誤り、立体で考える
https://youtu.be/KRitXgQQr7E

・着衣準備編「タオル」 

・着衣デッサン「シルエット→中身」 

・着衣デッサン「バストアップ、シワのでき方」 

・◎描けない「〇〇」の攻略法『足と描き分け編』 
https://youtu.be/osVGeblcOtY

・◎描けない「〇〇」の攻略法『手編』
https://youtu.be/2tEdFULeLFk

◯ポーズ創作(1年目課題)

・全身アオリ、フカンの描き方
https://youtu.be/EOFr3coV6lw

・手を挙げる
https://youtu.be/-rjxx9GX7q8

・フカン、アオリ応用(体の凹凸編)
https://youtu.be/tm2HjuaC7_0

・子供と成人の描き分け
https://youtu.be/xE219i5vtvI

・演技付けポイント
https://youtu.be/nu8wQhgORlY

・重い荷を持つ
https://youtu.be/zcm0B2aNwI4

・三面図で描く
https://youtu.be/woRssufPyXk

・「重い箱」演技参考
https://youtu.be/9-ZODzlhFgo

・肩と腰は自由に動く 

・躍動感を重心で出す 

・シンプル斜め立ちポーズ 
・バストアップ斜め 

・フカン、アオリ「全身」編 

・フカン、アオリ「バストアップ」編 

・歩き基本<重心編> 

・歩き中級<肩腰編> 

・歩き応用<空間篇>

・ポーズ創作「棒を持つ① 」

・ポーズ創作「棒を持つ② 」

・ポーズ創作「走り① 」

・ポーズ創作走り② 

・極太ツールで大まかに捉えよう⑴ 

・極太ツールで大まかに捉えよう⑵ 
https://youtu.be/EYyOEDOjQyI

・図形で躍動感を出す①「重い荷物編」
https://youtu.be/YaYhiVEQBLU

・図形で躍動感を出す②「エフェクト、構図法まで応用編」
https://youtu.be/vmDS-6iD32k

・強風に向かって歩く
https://youtu.be/3KMX2Cc7KNY

・力は八割の位置で入る
https://youtu.be/Ih_a_eNViIE

・食べる仕草考察
https://youtu.be/gvviXXOqJCw

・食べる構図考察
https://youtu.be/iXpUnUMWDZU


◯パース、構図法(1年目課題)


・パース基礎講座
https://youtu.be/c8nYXoF671o

・パース基礎『椅子と人』説明
https://youtu.be/eJ4p3ElJmYo

・パース応用『家の中の人』
https://youtu.be/--D8S03207I

・立体物の単純化
https://youtu.be/RCjy80qwawE

・写真から背景を描く①(廊下編)
https://youtu.be/Ar8vAGE0hUE

・写真から背景を描く②(部屋編)
https://youtu.be/xW3f5MBcprM

・写真から背景を描く③(道と建物)
https://youtu.be/VWKB1J1XsDw

・写真から背景を描く④(自然)
https://youtu.be/niz1XnO0GNw

・商店街、公園の描き方 150322ニコ生
https://youtu.be/8dJbXhMjG30

・広角、望遠について ニコ生150216 

・空間に人をのせる
https://youtu.be/9jfhPTYISPA

・パース基本「箱を描く」
https://youtu.be/giqYbC3KQuE

・人にパースをつける
https://youtu.be/jc-sYLKfIFQ

・向かい合う二人
https://youtu.be/WafIlQpWiWw

・木と人 編
https://youtu.be/A3BV3AxZbI0

・レイアウト:給水塔と人
https://youtu.be/47GYWJ3yCqM

・部屋の描き方 

・背景の描き方「定規のコントロールの仕方」 

・道と建物の描き方(L字空間ビート) 

・自然空間ビート 

・目線誘導の作り方 
https://youtu.be/KZ2SQPKF-S4

・空間準備編『立方体を描こう』
https://youtu.be/o-HsMNbVOxY

椅子と人の描き方
https://youtu.be/snOm5NKKrjY

・目線誘導の作り方 161220
https://youtu.be/7GUcI5n4Dq4

・パース線と遠近
https://youtu.be/KOid2Ms8F8E

・部屋と人 断面から立体を立ち上げる
https://youtu.be/_Wr0gVsAOa4

・食べる構図考察
https://youtu.be/iXpUnUMWDZU

・一年目課題の応用例①
https://youtu.be/3Tx92u5hyho

・一年目課題の応用例②
https://youtu.be/mbIbuz-gCX8


◯作画の基本(2年目課題)
・アプリで簡単アニメ作成しよう 

・3k100枚リピート 
https://youtu.be/uzHyA0aDnpQ

・タップ割講習会
https://youtu.be/CiF07Nj6N7k

・〈振り向き説明動画〉141010
https://youtu.be/pI0LYoKAQQg

・「横歩き」説明動画
https://youtu.be/HUFejV94MVs

・「斜め歩き」説明動画141113
https://youtu.be/-_1clb8N73Q

・カンタン横歩き
https://youtu.be/6xq0XEAuXnY

・横走り
https://youtu.be/RKpz1JYhuhg

・斜め走り
https://youtu.be/dpGfGGajvyE

・色々な走りの説明
https://youtu.be/U9rVwgzeYT0

・一周走り解説編
https://youtu.be/gFM7xl0Arig

・全身振り返り
https://youtu.be/iKfNXnIclzE

・立ち幅跳び 150322ニコ生
https://youtu.be/uQsZz6xwYIg

・<ボール投げ>課題添削130420
https://youtu.be/SL2urLsvJow

・ボール投げ
https://youtu.be/xir983Cn2zk

・立ち上がり作画
https://youtu.be/Gv5IONNxfH0

・エフェクト基本(爆発作画例) 150322ニコ生
https://youtu.be/skLmBevgbSY

・爆発作画例(所要時間20分)
https://youtu.be/UGnn-bR7IF4

・エフェクト仕込み
https://youtu.be/pBM9DKhrcU

・エフェクト炎、煙作画例 

・実践作画「跳び箱」レイアウト編 

・実践作画「跳び箱」原画編解説 

・跳び箱原画撮影 

◯伸び悩んでいる君へ!!

・上手くなるかどうか不安、画力必要論
https://youtu.be/kCRgMR9PreA

・スランプ脱出法
https://youtu.be/zZHz6b5O4LU

・下手でも作品を作ろう!!
https://youtu.be/euMWm_Bq8is

・上手くならない理由
https://youtu.be/SqGSOuA7ut8

・作品も練習も同じ
https://youtu.be/Vl8QvCMG9Rw

・見るより描け!!
https://youtu.be/A_uqehCGZFk

・質問の意味
https://youtu.be/RS2ECD7OUdE

・素直は得(戦略的に)
https://youtu.be/s9h-9wQtGC8

・わかるを目標に
https://youtu.be/bgIyeTRXlpw

・モチベ維持の方法
https://youtu.be/S1lS8DXs0EI

・自分を観察して上手くなる!!
https://youtu.be/l-FQyf_Hpc8

・引用以外するな!!
https://youtu.be/YCPOoPH065w

◯これからアニメーターになる人へ
・これからアニメーターになるなら①
https://youtu.be/tLxg2WjBWLQ

・これからアニメーターになるなら②
https://youtu.be/BD8w7hXG_z0

・これからアニメで食べていくには
https://youtu.be/9Y_wPhNzeB8

・実家に住もう
https://youtu.be/6RAjc3VHdgg

・アニメーター就職説明会@コロモ130616
https://youtu.be/ZckRERzblrc

・131102中央大学白門祭講演
https://youtu.be/TPaNTHmg0MA

・131006金田伊功を知ろう
https://youtu.be/CJHcsWUmGHs

・演出のなり方
https://youtu.be/7kVKS8l-KsE

・Q、アニメーターになれるか不安です 

・プロデューサーを呼んで160320 
https://youtu.be/ibXxjkW0z20

・3年以内に作画監督、月収30万以上になる方法‼︎
https://youtu.be/kf5jI8_3MDg

◯新人原画マン向け

・<原画の描き方!!>@C2Cスタジオ130420
https://youtu.be/Tow25I4HqRc

・奥→手前→奥の実践課題(原画試験対策)
https://www.youtube.com/channel/UCRYuHKwhgfCighvhR3n151w

2017年3月27日月曜日

◉3年以内に作画監督、月収30万以上になる方法‼︎

◉3年以内に作画監督、月収30万以上になる方法‼︎
・1年目ーアニメ私塾一年目受講しつつ、二年目課題も勝手にこなし、両方のレベルが常に上位5番以内。
・2年目ー動画検査がしっかり教えてくれるスタジオで一年以内に300枚以上
・3年目ー原画昇格、月産レイアウト二原込みで50カット以上←この時点で月給25万程度。
・2年11ヶ月目で作画監督

このペースでようやく目標達成。
ちなみこれが出来た塾生いません。
なので過去最強の塾生でないとまず無理。

また2.3年目ペースで出世した知り合いは同世代であの監督さん、この天才など心当たりのある人で3人くらい。

作画監督のみなら実はいける可能性がある。
下手でもレイアウト描けなくても総作画監督修正なぞり要員として。
でも30万以上だとレイアウトから動きまでしっかり描ける必要がある。

これを目指してる人はとりあえず受講しなくても一年目添削例よりも上手く描けるレベルでなければ話になりません。
また三年目以内が無理な人はこの過程を5年10年と分散して長く見て計画的に育てる手もあります。
ちなみに僕は全く描けない状態からアマ4年、プロ3年で計7年で達成しました。
僕の倍以上の才能か時間が三年以内に必要かと思われます。

あと「一年目受講しつつ、二年目課題も勝手にこなす」人を見たことありません。
なぜやらないのか?
まず一年目課題に汲々としてるレベルでプロなんてお話にならない。
学生フリーターなどなら添削結果はあるんだし、一年目受講分で二年分やればお金は半分で済むし、そのあと二年目課題を受講したら2周目で勉強になるし、一年目でアニメーター採用されたとしてスタジオの研修はまんま二年目課題なんだからこれまた2周目になる。
そういうバイタリティーとハングリー精神がないのに「好きなことで食おう」なんて都合がよすぎるし、甘い。

2017年3月23日木曜日

ヘボの白い目は無視!!

気になるモノは見に行け‼︎ 
僕は上手いと思うアニメーターの描いてるところを少しでも長く見たいと思っていた。 
どういう過程でどのくらいの気分でタッチで描いてるか気になるから。
それを見ては真似してみる。

全然上手くなりそうにない新人はすぐわかる。
周りに興味がない。
 別にシャイでもいいからいない時に机覗いたり、人目を盗んで下書きのゴミ箱漁りくらいしなきゃ話にならない。

スタジオは集団心理が働く村みたいなモノ。 
動画研修部屋など学校みたいでいきなり立ち上がり身振り手振りで演技なんかはじめたら白い目で見られるらしい。 
本当にバカげている。 
そんな白い目を気にしてはいけない。 
自分で気になったら即行動に移す。 
下らない奴の目線は無視‼︎

他人の目線よりも自分の興味を優先するべき。
白い目でみる他人とやらは何にもならない下らない人。 
そんな連中なんか気にする必要はない。
 ‥‥とフリーになって各スタジオを巡りましたがそう思ってました。
 その時に白い目で見られるよりも下手な上がりを出す方が恥ずかしい。

絵描きとは絵に対して献身する人のこと。 
周りの白い目を気にしながら生きる人のことではない。 
絵が良くなることなら他人に迷惑かけない範囲でなんでもする‥‥べき。 
くらいのことは考えてアニメーターやってました。 
自分は半端モノなのでそういう気構えくらいしないと上手くならないと。

最初から上手い人、気がついたら上手い人はそんなこと何も気にする必要もない。 
最初から上手くない人は手練手管を使ってマインドコントロールも知恵も出来うるすべてを利用して上手くなるしかない。
 ‥‥しかし天然で上手っぽい人と話してみるとその人は自分以上によく絵を考えていたりする。

学校で押し売りされる・・・
「協調性」=「同調圧力に屈する」=「良い子」・・・
と絵が上手くなる過程で必要になるエゴイズムの間で葛藤する「真面目な子」は結構多い。
気がつけば身の回りの上手い人は非従順的で学校的に悪い子が多い。
 それはそうだ。 
従順=矛盾を受け入れる=バカということ。
バカには絵は描けない。

バカには描けないし、バカじゃないと描けない。 
従順=バカからすればこっちがバカで。 
あとは言葉遊びの世界ですがそういうこと。

美大専門学校やスタジオの白い目は当然です。 
なぜならそいつらの90%は10年後に絵で食べていない普通のパンピーさんだから。
 彼らからすれば絵描きは奇異そのものに写って当然。 
絵描きに対して「普通の人」は最大限の侮蔑的表現として僕は使います。 
逆シャアのクエスも言ってましたね。

空気読み過ぎると自分が誰かわからなくなる。
 絵を描く上で確固たる美的尺度(良し悪し)がないといけない。 
ある意味空気を乱す、あるいは空気を作る行為そのものが創作なんだから空気読む仕事はそれが得意な人々に任せておけばいい。

見ないで全部描こうなんて10年早い

1000体デッサンやってみました‼︎ ‥‥
だけど何も見ずには何も描けない‥‥。
それはそうです。
 見て描く行為には慣れましたが見ないで描く行為には慣れてないからです。
 1000体デッサンは言わばインストールみたいなモノでアプリやソフトはそこから使ってみないと慣れない。

見ないで描く行為に徐々に慣れはじめると今まで描いたことないアングルがどんどん描けてそれに驚きます。
1000体のインストールが徐々に活きはじめた瞬間です。
しかし「見ないで描く」にそもそもあまりこだわらないこと。
 わからなかったら即座にみる。
見ないで全部描こうなんて10年早い

多分学校のテストのイメージで見たらカンニングでダメ。
見ないで描ける人が才能があり、視覚記憶力が高い人。

そんな愚かな印象で画を捉えている人は多い。
 むしろ才能ある人とは感度が高い人を言う。
感度が高い=色んな趣きを解して感動出来る。
だから視覚的に記憶出来てるに過ぎない。

形を正確に覚えて正確に転写して面白いか?
何の意味もないモノを何度描いたところで何も残らない。
肉体美を感じながら、その肉体をまるで触るかのようなイメージで1000体描いた人とただなんかやると上手くなるらしいくらいの気持ちで苦行のように1000体描いた人ではその結果歴然だろう。

描く対象そのものをイメージすること、また将来上手くなったあとの自分のイメージ。
両方をリアルにイメージしながら練習しないと其れこそ「練習のための練習」にしかならない。
これはアニメ私塾の課題も同じ。
人はイメージを具現化出来るが逆に言えばイメージしなければ何にもならない。

絵の一番の魅力は妄想を簡単に形に出来ること。
妄想するのもホラ吹きもタダだ。
僕は昔から周りからは出来もしないと笑われるようなこともベラベラと周りに喋り大体実現して言った。
イメージして口にすればそれは言霊となり、自分をある意味で縛り、行動に移さざるを終えなくなる。

無意識に形がとれるまでデッサン

デッサンは無意識に形が取れるまでやった方がいい。
 例えば、レイアウトを考えた時にキャラのデッサンに気が行ったら配置に集中できない。 まるで曲芸師がボールに乗りながらお手玉するみたいなモノで。 
上手くなるに従って無意識に出来ることが増える。

むしろ不慣れな時期は要素を分解して自分に出来るレベルに落として、咀嚼して練習すべし。 
その時に重要なのがキャラの単純化。 
キャラ全身を単純な丸四角など抽象化する。 
単純化することでバランスや配置がしやすくなる。 
カリスマや巨匠の下書きにはそんなのないですよ。 
実はしている‥‥

脳内で一発目の大ラフの丸四角状態を終わらせて次にいきなりデッサンぽい完成絵がくるものだから、素人も焦って完成形の表層の形→線追いをしてしまう。
 今している模写デッサンを将来何も見ずに自分で描けるようになるためには線追いではなく丸四角の単純化からディテールを詰める過程を踏みたい。

アニメーターには細かい画をまとめるスキルとざっくりとした丸四角で自由自在にキャラを躍動的に描くスキルとの両方がいる。
前者はフィニッシュ、後者は動きやラフやレイアウト時に必要。 
どうも前者の、完成に近い絵のスキルばかりが目が行く人が多いようだが、アニメーションの本質はむしろ後者。

◉全ての仕事を始める基本3段階

◉全ての仕事を始める基本3段階 
1.トップの観察と完璧な真似 
2.他の上手い人を加算 
3.自分なりにアレンジ 
この3段階をコンビニバイト、自動車整備士、受験生、そして絵描きに代入してみてください。 
全て同じです。 
上手くいかない人はいきなり3からやるから。

全ての仕事は同じで違う。 
全ての動作は同じで違う。
広義において同じで狭義において違う。
抽象度の基準を変えればどれも同じだし、違うとも言える。 
世界の全てを知ることはできないけど世界のある種の法則性を知って少ない経験の断片から妄想で世界を補うことが絵には出来る。

リアリティを出す時に必要になるのがこの同じで違う抽象度の自在感。 
線一本の迷いに生き方の癖が出てないか?
自分を観察してみる。 
自省しつつ、自分が好き。 また自省する自分が好き。 
ちょっとの毎日の工夫が数年単位で変わる。 
だけど相変わらずな人はやはりそのまま。 
ここら辺が難しい。

哲学的になってきて頭と耳が痛い人が多いと思いますが「考え方」を変えないとホント上手くならないんですよ。

絵にマグレはない

微妙な絵は「こう描いた」じゃなくて「こう描いちゃった」。
描いてるうちにわけがわからずに知らぬ間にこうなってしまった。 
手間暇かけた分自分の絵を良い方に解釈するが見る側がマグレで良い方になんか受け取らない。
 下手或いは迷いながら描いたことがもろバレ。 
これは一枚の絵も1人の人生も同じ。 
明確なビジョンと日々の実行。

自分の形にしたいイメージがあり、それを形にするために絵の練習がある。 
これは裏を返せば自分の形にしたいイメージがない人がいくら練習しても意味がないとも言える。 
練習はあくまで描きたいイメージの具現化のためにある。 
アニメーターと漫画家とイラストレーターは練習方法が違う。

アニメタでも演出志望とキャラデザ志望で違う。 
そのイメージは具体的であればあるほど練習が具体的で良い。
 誰々みたいに上手くなりたいというのがその中で一番わかりやすい。 
もっとすごい人は誰々の〇〇作品の何話風まで明確に真似する。 

見せたいモノを明確に!!

上手い人または上手くなる人の絵はこの見せたいモノの優先順位が明快。
だから見て「すっ〜と」イメージが入ってくる。
下手な人はこの逆。 
伝えたいことが不明、また伝えたいことがない。 
だから見るとストレスを感じる。 
練習も何目的か曖昧。
 常に伝えたいことを自覚した上で伝え方を研究すべし。
これはほとんど生き方全てに言える。 
今うまくいってる人。これからうまく行く人は間違いなく‥‥ 
1.今何してるか 
2.これからどうなりたいか
 明確に言える。
1.2が不一致ではうまくいかない。 
明確な目標と今の生き方=線一本は一致しないと良い結果=絵は生まれない


例えばアニメーターから演出志望のツイッターアカを作るなら。
今時の上手げYYさん的なタッチをおさえつつ、Kアニ的な美少女も描いて、自主制作のYouTubeのURLもありますよと。 
そういう子はすぐに制作にスカウトされか、仮に不遇なスタジオにいてもやはり大手にピックアップされる。

どうやって「見せる」「魅せる」訓練出来ますか? 
ってツイッターやYouTubeで出来ます。 
ヒット数などで世の中のニーズが概ねわかります。 
数ヶ月数年やってみてあまりに鳴かず飛ばずならとりあえずプロは諦めよう。 
上手い人、才能がある人は必ず見つかってしまうのがネットの残酷さ。
これは今時、アニメーターになって成り上がってやろうという人にとっての明確な指標になる。 
今時の俊英のあの子もこの子もやっぱりツイッターアカはいけてます。 
ツイッターでの自己プロデュースはそのまま演出作画監督への仕事の見せ方につながります。
スタジオによってはツイッターネット禁止など下らないおふれを出してるところもあるでしょうがそれはあくまで「スタジオの都合」です。 
HNでもなんでもいいからやるべき。 
そして独自のユーザーとのパイプを持つべき。 
誹謗抽象や情報漏洩は論外としても。
アニメ業界の歩合しか収入がない人は自己評価を全て一点に集中する。 
それがコミケやネット上の収入があった時に評価が三点に分散する。 
アニメーターとして微妙かもしれない人でもイラストが上手い人ならそちらの方が評価が高くなる。 
アニメーターでいることと絵で食べてくことどちらが主か⁉︎

上手い新人アニメーターや志望者はベタなくらい〇〇さんフォロワーであることがわかる。しかも誰に何%ずつ影響受けてるかも丸わかり。 これは取りも直さず本人が自覚的に明確に意識してるから。 つまりインプットの時期と位置付けて好きな絵描きの真似をほとんど例外なく上手くなる人はやっている。

これも明確な目標とその道順を辿るという意味で1.2が明確。 下手なうちから変に自己流とかは愚か。 むしろ自己流を気取りたいなら影響成分が見えないくらいにネタがマイナーだったり重層化させるとかのアレンジの組み合わせを複雑化させるべき。 それが側から見た時に「個性的」に見える状態。

微妙な絵は「こう描いた」じゃなくて「こう描いちゃった」。 描いてるうちにわけがわからずに知らぬ間にこうなってしまった。 それは見る側がマグレで良い方になんか受け取らない。 下手或いは迷いながら描いたことがもろバレ。 これは一枚の絵も1人の人生も同じ。 明確なビジョンと日々の実行。

2017年3月6日月曜日

「アニメ私塾ネット村」17年4月期参加予約フォーム(4月16日正午〆切)

「アニメ私塾ネット村」17年4月期参加予約フォーム(4月16日正午〆切) リンク↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeZH6gS4wsFCpobqJMK1kUVmqY9yfa--DdX6XpQS7BWfOWkoQ/viewform?usp=sf_link
◯概要
 ・参加費年1万円
・Google+コミュニティの限定SNS
 ・18年度生優先選考参加権
 ・ニコ生非公開部分他限定動画
 ・限定イベントなど

◯ネット村の内容説明160906ver ↓
https://www.youtube.com/watch?v=IVU1xv3swmg

◯募集フォーム記入前にご確認頂きたいこと・・・
1、漢字実名フルネームのGoogle+アカウントをご用意し、Google+『室井康雄(アニメ私塾)』をフォローする。
ない方は新規に。すでにお済みの方はそれで参加可。
⬆︎事前準備として必須。これが出来ていないと入金後の参加ができません。
2、未成年者の方は親権者の同意を得ている
3、日本外在住者の方は以下の点を満たしていること
・SNS参加に必要な日本語力。
・参加費1万円を日本の銀行へ振り込みができる。

◯参加の流れ
・本フォーム記入
→4月16日正午〆切後同日中に「予約確認、参加費お振込案内」メール
→4月17日〜4月21日参加費入金
→4月24日限定SNSへ招待、入金確認メール
→手続き後参加完了
※4月16日中に「予約確認、参加費お振込案内」メールが届かない方はアドレスの間違いがある恐れがあります。
下記アドレスまで名前を明記して登録したいメールアドレスでご連絡ください。

◯参加時期
17年4月24日〜18年4月末日

◯参加更新
18年4月に更新のご連絡をいたします。

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2017年2月21日火曜日

意識している以上のモノは描けない。

意識している以上のモノは描けない。
イメージ以上にはならない。 
絵に「まぐれ」はない。 
それなら上手い人に何を学ぶか? 「何を意識していて描いているか」に尽きる。 
また教える側は何を意識すべきかを具体的に説明すべき。

上手い人は無数の意識を同時にしながら描ける。
下手な人は意識できることが限られているからまずは比率、バランス、大まかな目線誘導など個々に絞って意識すべき。 
それらがほとんど条件反射でできていけばより高度なイメージを形にできる。


余程感性に優れ才能豊かな人でない限り、教えてくれる先生の意識以上にはならないので最初に学ぶ人で意識のレベル=最終的なレベルが規定される。 
もちろん次々と先生を乗り換える、あるいはいいとこ取りしていけばイイだけの話。 いいとこ取り、あるいは最初に学ぶ先生を疑えるのもある種の才能…
模写は自分がなりたい絵描きとの対話。 
どんな意識で線を引っ張っているかのイメトレの時間。 
シャドウボクシングのように将来何も見ずともそのレベルの絵が描けるように意識しながら描くべし。 ただ単に表層の形だけを正確に模写しても効果は薄い、 『意識を正確に真似』するのが模写の本質。

では上手い人がほぼ共通して意識していることとは? 
「紙の中に描いているモノがまるで存在しているかのようにすべて描く」 これに尽きます。 
デッサンならまるで裸体を触るように。
建物ならまるで重さをまで意識して支えるように。 
机、椅子、車・・・ 人が使うことを意識して画面の端まで描く。


大友克洋が机の中の引き出しの中まで意識して描く
・・・ みたいなこと言ってましたがそんな感じです。 
そうすると今描いてる机では作業しにくい、この椅子は座れない・・・ などのおかしな部屋にはならないはず。 
入れる入り口、寝れるベッド。 当たり前にそこに存在するように描く。

定規を使うことの難しさとは・・・ まさにこの意識が薄れるから。 
硬い柔らかい、または遠近パース。 
定規を当てている時間も意識しないと「カンジ」がでない。 
ほんの少し定規を当て直したりズラしたり。
 なんとなくパースにあってるからここでイイでしょ? では全部硬いつまらない絵になる。

◉パース空間でデッサン力アップ

◉パース空間でデッサン力アップ 

部屋より車より街より…身の回りの人工物より圧倒的に人体は難しい。
人体ほど複雑な曲線物は身の回りにない。 
だから裸体デッサンを絵の練習でさせる。
ただ建物や空間が上手くなると応用的に人体デッサン力も上がる。 
実は人体もメカも建物も基本は同じ。

人は描けるが車が描けない…という人はおそらく人は描いたことがあるが、車は描いたことがないが正解。 
人はまず人に興味があるので多くの人が人を描いてるに過ぎない。 
しかし身近な人でさえもほとんどの自称絵描きはちゃんと描けない。 
僕も描けない。 人体とはそれだけで膨大な学問。

描けない人は丸と四角から人体を描こう‼︎ 
そして丸四角だけで軌道とタイミングさえ良ければ十分にアニメーションになる。 
人体のあまりの複雑さにめまいがしてデッサンしないとアニメが描けないと思ってる人は大きな間違い。 トッププロのアニメーションにはデッサン力は不可欠だが。

上手くなる3パターン

Q.理屈、頭でっかちで華がありません A.華のある「記号」、先人の技を正確に模写しましょう。

Q.華も理屈もないです。 A.とりあえず好きな快楽原則に基づいた落書き、模写もどきなどで楽しく描く習慣を作りましょう。

Q.何が好きかわかりません A.特に描く必要がないので描かない人生を送りましょう。またはたくさんの作品に触れましょう。

Q.絵に華があるとは思いますが色々曖昧です A.理屈、デッサンなど地味で遠回りな弱点を補強しましょう

◎上手くなる3パターン
1.手で覚える→数こなす 
2.目で覚える→上手い絵を知る
 3.頭で覚える→理屈を知る 
の関連QAです。 
どれかがないと必ず成長に限界が来る話です。

1.手で覚える →頭と目が肥えていても、沢山の名作を知っていても表現するために訓練が必要です。
 漢字の書き取りと同じで絵→言語→記号は絵の会話には慣れが必要です。 
上手い人でもブランクがあると腕が鈍るのはそのため。
 絵は絵世界言語だと思うとわかりやすい。

2.目で覚える →子供の頃から無限の優れたアニメ、漫画などコンテンツに触れているので中高のアニメ漫画好きの大半は実は無駄に目は肥えている。 
さらに自分が描く側になるためにより描いてる人の気持ちを意識したり絵描き別で追いかけたりよりマニアックに。

3.頭で覚える →絵の出来にムラがある人はなんとなくの手癖に頼ってるから。 
理屈を知ってると弱点がなくなりムラが減る。
 そのためにはノウハウ本を見る、自分なりにいろんな展開図や三面図を使ったり、抽象化、具象化織り交ぜて描く対象を分析する。

空間は基礎から牛歩戦術!!

◎部屋を描くのがあやしい人へ パース空間の基本は‥ 
『見えないとこまで全部描き切る』 『急がば回れ』 『牛歩戦術』 これにつきます。 
アイレベル、消失点、透視図法、広角望遠からあやしい人は立方体からやり直しを‼︎

自由自在に立方体=全面同じ面の箱が描けない人が部屋を絶対に描けない。 
立方体は大きな1ドットです。 
部屋全体が立方体±αでまず描けます。
 次に各家具が同じ立方体の複数パターンで描ける。
 慣れないうちは全部描ききり、それを最後にトリミングしましょう。

面倒くさがって曖昧に見えるところだけでこねくり回しても絶対に上手く描けません。 
これは絵の練習も人生も迷路も同じ。 
目先利益は上手く行かず一番遠回りが最短ルートであり必勝法になります。

衝動に素直に行動!!

◯衝動に素直に行動!!
プロに挑戦‼︎・・・する気持ちの人は辞めた方がいい。
アマチュアでもと余して、もっと上手くなりたい、もっと上手い人を見たい人がなるのが理想。 
僕は学生時代からアニメ業界か独立系かを多少考えた時期があったが当時のネット環境と自分のレベルを考えて業界の方にまだ勝算ありと見て入った。

タラレバはないが今くらいノウハウをネットで知れたりマネタイズの方法があれば僕みたいなタイプは独立系になってたかも。
というか遅かれ早かれそうなったわけだけど。 
少なくとも今後絵で食って来たい人は特に単一の会社、業界、職種で一生食っていけると思わない方がいい。

ただ今感じてる衝動に素直に行動して欲しい。 
ぼんやりとやりたい、やりたくない‥‥ 
そういう心の声を無視してきっと自分は好きなハズだから、一回決めたし、これをやらなきゃ‥‥ って思わないように。
 やってみてはじめて向き不向きもわかる。
 向いてたら続ける。
不向きなら即離脱‼︎

いやなこと苦手なことも我慢した方が伸びることもある。
 しかしそれにも限界がある。
 あまりに我慢の期間が長いと牙が折れた獣のように衝動がなくなり無気力かする。 
自分を鍛える、我慢する、時には煽てる。 
全部自分が自分ですること。 
自分をコントロールする。 
よりよい環境を選ぶ。

2017年2月10日金曜日

◉トレス、清書の心構え‼︎

◉トレス、清書の心構え‼︎
 ラフを修正するくらいに描くべし‼︎ 
よく素人時分にあったのがラフまでは楽しいけど、清書したら途端にショボくなる。 
これは気が抜けてしまったから。 
またラフは無数の線から1番見たい線を脳内補完するのでよく見える。 
清書の練習は沢山清書するしかない。

トレスは顕著に画力が出る!! 他人のトレスはまして難しい。 
ただなぞれば良いものではない。
 元絵の描き手の意図を読み、絵の意味を知らなければ「良いトレス」にはならない。 
本来は元絵描きと同等かそれ以上の画力がないと基本は劣化する。
アニメの画面の絵は悲しいか殆どがこの現象。

天才的に動きだけがうまい素人たまにいます。
しかし、プロで仕事する過程でつまづくのがこのトレス問題。 
どうしてもラフは描けても清書するとキャラキープや空間にのせたり厳しくなる。 
最終的な画面の良し悪しはやはりフィニッシュのトレスに依存するので上手いラフも最大限活きなかったりする。

これはラフをたくさん重ねるけどいつまでも一本に纏められない現象の人と原因は同じ。 この解決方法はやはり上手い人のトレス、またはそれに近いほど精度の高い模写のどちらかしかない。

ラフを描くときにもう一本引いてもいい・・・
 という心の甘えがある人はいつまでも一本にまとまらない。
 ここら辺が実はプロとアマの超えられない壁かもしれない。
 プロは最速で描く工夫をする。 
完成画面に少しでも貢献するために。または食うために。

元々綺麗なイラストや細かい絵が好き、細かい作業が好きな人は自ずと線が綺麗になっていく。
 そういう人は「綺麗に線をまとめる」才能があるということ。 
僕は少なくともそっちの才能はなかった。
 アニメーターでいうと動画や作画監督にそういう才能がある人が集まっている。

・・・なので簡単な話が動画か作画監督をやると線が綺麗になるのでオススメ。 
動画未経験、2原スタートのアニメーターやずっと原画のアニメーターは一本の線を決められずに簡単に言えば線を引くのが遅くて食えない新人も何人も見てきた。 アニメーターの場合は線スピード=作業スピード

この話は逆を言えば超絶上手い動画マン→速攻で作画監督を意味している。 
そのくらいニュアンスを拾える人がいない。 
なのでアニメーター志望者はなるべく動画をしっかり教えるスタジオに行って欲しい。
これがなかなかないので難しい・・・。

自分の動画の師匠もそうだったが・・・ 
「線の上修正」を最初に体験できたことは後々の成長につながった。
 線の上修正?・・・とは。
 元絵の線の上をトレスしているけど間違ったトレスの修正ということ。
 線の進入角が違う、ニュアンスが違う、元絵をイメージできていない・・・。

線の上をただなぞってもそれは何の意味も表現にもなっていない。 
コントロールされた表現に線がなっていなければ途端に絵は死ぬ。 
凡人ほど、才能がない人ほど本来はそういう人に教わって欲しい。

だから才能があるほど、伸びしろがあればあるほど最初に地味に動画をやって欲しい。
僕も動画が嫌で研修除いて一年ちょっとしかやっていないので偉そうなこと言えないがその時に教わったことでしばらくフリーで食っていけた。
馬鹿な制作の口車に乗って見切り発車でつまらない原画をやらないように。

2017年2月6日月曜日

透視図法と空間ビートの比較

◎断面→3レイヤー→間をうめる 
※空間ビート実践編 部屋、建物、街、車‥ 様々な立体物に共通する構築のパターン。 
透視図法を当てにして描くと側面が伸びる傾向になるので側面圧縮したい。 
各所の断面を把握し、量感を理解し、立体化することで実感のある表現になる。

◎理論的に成立する空間と見やすい空間は違う‼︎ 
透視図法を駆使して理論的に正しい空間を描いた! 
でもなんだか空間が斜めに見えるし、何よりもカタイ感じ‥‥。
そんな時に試したいのが空間ビートや断面3レイヤ間をうめるやり方。

本来、透視図法のアタリの放射線を描いてるときも空間を意識したいが一点から定規で描いてる間に作業になり空間構築を忘れてしまいがち。 
そして何より、リアルな空間で同じ方向に平行に並ぶモノ同士でないと同じ消失点から発生させることができない。 
これが透視図法の弱点。

不揃いな向きで空間に無数に並ぶ建物を透視図法で描くためには無数の消失点を設けて一軒ずつ窓枠を描いて‥‥
とあまりのシンドさに作業になり空間を意識出来なくなる。 
透視図法でも空間ビートでも共通するポイントは常にそこに人がいて建物を使うイメージ。
それに合わせて入り口や窓を描く。

建築など設計図には透視図法は無論向いてるが絵やアニメーションのレイアウトには見せたいモノを平面レイヤで捉えそれ同士の間をうめる手法の方が簡単で自由が高い。 
人形劇でよくある近景、キャラ、遠景の3レイヤと考えるとわかりやすい。

◎透視図法を使った時によくあるミス 
・左右の建物の縮尺が変わる 
・まっすぐ過ぎるありえない道 
・角度のある放射線で道幅が把握しにくい 
⇩解決法 《消失点でなく消失面でとる》 
・点でとるから同一平面平行に限定されるがもっと緩やかな円を消失点周辺に描いてそこらへんから放射線をとる

《消失点でなく消失面でとる》
 ・リアルな街などにある緩やかなに同一方向同一平面を再現しやすい。 
・この場合も建物のサイズ感、ボリュームを意識して放射線を取る 
・大事なことは定規で綺麗な線を引くことではなく定規を使おうが使うまいが常に
《線をコントロール》すること。

線はコントロールされずに無意識に引かれた場合、途端に力をなくす。 
表現にならず作業になる。 
これが定規を使う難しさ。 
定規を使いつつ、コントロールするのはかなり難しい。 
定規を使って無意識になんとなく線を引くと線の集まりは空間を表現できず放射線ののなんかになる。

最初にパース線を決めてその後にキャラを配置するのはダメ‼︎
これだと上手くキャラ配置出来ない。
 パース線=カメラアングルそのもの。
 俯瞰煽り画角がパース線で決まる。
 自分である人を撮影する時をイメージしてみよう。
 まず人の配置を決めてそれに合うアングルを探すハズだ。
つまり順番としては… 
1.キャラのレイアウトを大体決める 
2.1が成立するアングル=パース線決める 
3.パース線を元にキャラを詰める これはアニメのレイアウト方法。 
アニメの場合1で最初、最後、途中のおさまりを決めてからパース=背景を決めて、それに合わせて間の動きをうめる。

よく新人原画マンで意味不明のパース線が空にまである場合がある。
しかもかなりキツイパース。 
パース線を引くということはその分の遠近差がなければいけない。 
大事なことはよくわからない放射線を慣習で引くのではなく、自分の中での遠近を画面内に構築すること。 
放射線で遠近が見えるか?

2017年2月5日日曜日

◉成長の過程に合わせた練習方法例

◉成長の過程に合わせた練習方法例
1.落書き期→描き始め、描くことが好きになるように快楽原則に基づく。
 2.模写期→1に限界を感じ、先人の技を吸収し、記号を獲得
 3.デッサン期→リアルな形を学び、理解する
 4.オリジナル期→無数の過去作品を知り今までにない一手を模索する。

世の中では簡単にオリジナリティとかいうが少なくとも落書き→模写→デッサンのループをなんども繰り返し、マスターしなければ… オリジナル→歴史上の新手なんてうてるハズもない。 もっと君のオリジナリティをなんて簡単にいう絵の先生がいたらそいつは…

歴史を知らずにオリジナルだと思い込んで描いた絵は今までの何かの出来損ないかあるいは「個性的」な記号のパクリのどちらかになる。 歴史が進めば進むほどあるメディアにおけるオリジナルは難しくなる。 どうすればいいか? メディアを変える。ジャンルをズラす。

VRは黎明期でまだほとんど作品がない。 VRでは時間軸もフレームもない。 その中でどんな表現が求められるか・・・ まさにいまサイレントムービーの横アングルしかない時代以下の状態。 ここで各メディアの歴史が役に立つ。 アニメの黎明期→成熟期→飽和期などどういう変遷を辿っているか?

今はあるジャンルでは飽和期だがあるジャンルでは黎明期。 飽和期と黎明期ではやるべきことがまるで違う。 飽和期では末端までノウハウが行き渡る「大衆化」のための教育。 黎明期ではとにかくいろんなパターンを試し失敗する、トライ&エラー。 自分が挑むジャンルの成熟度を知るのは大事!!

2017年2月3日金曜日

◎絵の賞味期限問題について

◎絵の賞味期限問題について
頑張って描いたけど・・・
すぐにげんなりしてしまう。
絵の上達という観点からすればすごく良い現象です!!
むしろ自分の絵に満足している時間が長ければ長いほどに成長スピードが遅くなります。

あとは自己満とげんなりのプナスマイナスの差し引きですね。
描いている間中は自己満してないと完成しない。
描き終わったらもう直したいところがある・・・。

これは不慣れな描き始め時期には致し方ないと思います。
僕もそうでした。

自分なりの必勝パターンがないとずっと下手な自分の絵になります。
徐々に慣れて「型」が増えていくことで形になり萎えることが減っていきます。
そのために正確な模写は落書き時期の脱出のために有効になります。

◎まとめ
萎えるは成長のために大事。
しかし次につながらないと意味がないので落書きに不満が出てきたら正確に模写しよう!!


2017年1月31日火曜日

教育とプロorアマ

アニメや絵の教育… 
というとすぐプロ前提にする人たちがいるがおかしい。 
書道やゴルフ教室が全てプロ養成か?
そんなハズはない。
絵もしかり。 
絵は描いて楽しい。 
その先でずっと描きたい、仕事にしたい人はそうすればいいだけで。 
なる側もいきなりプロを意識してる人はおかしい。

野球などスポーツは無数のアマチュア層がプロのクオリティを担保している 。 
アニメも絵も本来そうあるべき。 
なぜアニメ教室が少ないのか? 
町の絵画教室はお年寄りばかり… 
でもネットもコミケもアマチュアだらけ。 
明らかにノウハウや教育者が足りてない。

専門や美大行ったけど全然絵と違う職業に就いた…。 
それは全然いい。 
だけど絵を描くことそのものまでやめた人は勿体無い。 
絵なんてお金がかからない趣味なんだからいくらでも再開出来る。 
子供時代、ホントは絵が好きだったけど受験、就職で諦めた人。 
いくらでも今から上手くなる‼︎

プロの絵描きになる条件‼︎ 
『アマチュアとしての活動実績がしっかりあること』 
当たり前ですね。 
音楽、芸能、スポーツ全般アマ歴のないプロなんていない。 
なのにアニメ業界に関しては学校に行ってただけで間違ってなれてしまう。 
業界の構造に加え、アマ歴なし新人が低賃金の理由。

学校に入っただけではアマ歴にならない。
学校で描いて創作してアマ歴になる。 
専門、美大で少なくとも3本くらいは作らないとアマ歴十分とは言えないかも。
僕はアニメサークルで10本以上は作った。
線画のみの習作から色付きまで色々だがプロに入る前から少なくとも絵+時=アニメの感覚はあった。

そこまでやってどうやらアニメは作って楽しいらしいとわかってはじめてプロを視野に入れて欲しい。 
さらに今ではネット評価もあるからプロ適正の参考になる。 
どんなビンボーでも耐える覚悟がある人は置いてといてある程度絵で真っ当に生きていきたい人はやはり他人対自分の相対評価でギャラが決まる。

2017年1月28日土曜日

やる気も才能のうち‼︎

やる気も才能のうち‼︎
 才能=感性×経験値。 
むしろみんなが思っている才能に近いものは感性の部分。
美的感覚、趣を解する感覚。 
そこに沢山描いたり、仕組みを理解したりする経験値を掛け合わせて描けるようになる。 描けたら楽しい→やる気がさらに出る。
だからやる気がでないのは才能不足。

これは自分の仕事に凄く実感がある。
 描けるモノが少ない時期は派手なアクションしか動かすことが出来ない→やる気が出ない状態だった。
 徐々に描けるモノが増え、デッサン力が付いてくると細かい芝居も楽しくなって行った。 やる気が出ないのはヘボなだけだったから。

才能=やる気=感性×経験値… 
そう、
経験値でかなりの部分は才能を開花させることが出来る。 
しかし感性の部分で成長率が全くかわる。
感性はさらに先天、後天に分かれる。
つまり生まれつきと幼少時代の体験。
大人になっても感性を磨くことは多少出来るが簡単に言って好き嫌いをすぐには変えらない。

感性が豊か=興味の範囲が広く豊かということを考えればやはり絵が上手くなるためには机での手と目の修練に加えて、外に出て色々な実物を見て触れて感性を伸ばす修練も同時にしたい。
やる気が出ないとは要するに表現したいストックがない状態でもある。 
それも実は才能=能力=画力のうちに入る。

同級生のあの絵の上手い子は今何をしてるんだろう…… 
その子にはポテンシャル=潜在能力はあるけど絵描きになる才能は無かったことになる。 つまりリア充だと絵の世界で自分を表現する必要がないわけで大なり小なり非リアじゃないと絵を描こうと思わない。 
これも感性の一部と言える。

絵の上手かった同級生はポテンシャルがあっても絵を大人になっても描き続ける感性がなく経験値を積まなかったので才能が開花しなかったと言える。 
その人の人生において絵がそれほど必要なかったのであって別に良し悪しの問題ではない。
絵の上達ばかり考えてると絵の上手下手でしか自分も他人も計れなくなる
絵に今興味があるなら散々飽きるまで描いてみればいい。 
その合間に他に興味があることがあればそれも同時にやって行ったらいい。
 趣味や興味があることが本人のネタになる。 
趣味や興味がない人は絵のネタがすくない。
つまりやる気は気合を入れても出ない。 
感性と経験値を伸ばす行動の先でやる気が出る
 感性の中身は好き、興味、予感も含まれる。 
かわいい女の子描くの好きかもくらいの感覚。
そのレベルでいきなりメカ、部屋、風景を描くのにやる気が出るか⁈ 
出ませんね。 
まずは描ける、描きたい範囲から一歩ずつ広げていこう。 
自分を満足させられるお決まり角度でいい。 
必勝パターンを一つでいいから作ろう‼︎ 
そこからもっと描きたければ「描きたい、やる気が出る範囲」を広げていこう

2017年1月24日火曜日

◎絵が描けるための3ステップ

①手でおぼえる 
→沢山描く、漢字の書き取りと同じ
②目でおぼえる 
→上手い形、実物を見るまたは模写、デッサン 
③頭でおぼえる 
→骨格、構造、仕組みを理解しゼロから組み立てる 
※この三要素のバランスが大事。どれか欠けると上達しにくい

①手数と②見る目だけで③理解がない人は応用が利かない。 
つまりいつもの形、パターン、手癖しか描けない。 
②見る目と③理解だけの人はイメージを形に出来ない。
手が追いつかない。
①手数と③理解だけの人は絵にまとめる方法が乏しいのでやはり表現に困る。 
描けない人は必ずどれかが足りない。

この三要素の確認のために有効なのが「作品作り」!!
または「他人に教える」・・・
つまり自分の蓄積をまとめて統合して他人と共有することで自分の弱点、3ステップの何が足りないかよく分かるようになる。
作画監督連投で枯れそうな人は1ばかりで2.3が足りないから原画や演出などが弱点補強になる。

2017年1月21日土曜日

◎最速で絵を支配する方法!!

◎どんな絵も一本の線で表現できる!!
「シルエット」=一本のアウトラインということです。 
情報量の多い絵ほどまずこれを意識してほしい。 
どんなに複雑な絵も大まかフォルムのシルエットから徐々に中身を入れていこう!! 
そうすれば早く描けるし、全体のバランスも良くなる。

作画監督作業している時に・・・ 
ミドル以下の絵時間がない場合にシルエットのみ修正ということをしていた。 
バストアップ以上ならまず直すのは目で次に顔の輪郭、贅沢できれば他の要素も・・・
どのポイントが絵を支配しているかを見極めて、最低限で最大限を時間がない時は目指す・・・。

その時にポイントになるのがやはり「シルエット」。 
最速で絵を支配するためには一本のシルエットで表現すること。 
次に各所を分割する。 
目、顔、鼻、手足・・・各所これまた線ではなくシルエット(面)で分割していく。 
そうすれば絵がバラバラの線の集まりでなくて全体像を常に意識した線になる

戦車、木々、家屋、動物など。 
難しくて描けない・・・
となったら目を細めて「全体のフォルム」を捉える。 
これが「抽象化」。 
シルエットをみろと言われて細かい各所しか見ないのはダメ
 大まかなシルエットで捉えて分割して時間があれば徐々に内部を入れれば時間に合わせて絵を完成させられる!

この訓練に有効なのがクイックドローイング。
 3分、1分、30秒・・・とあるが短い時間でいかに全体を支配するかの訓練になる。
 この時に細かいところを見ては完成しない。 
必ず時間内で全体のフォルムが崩れたとしても描ききるのが大事。

線を重ねるのはイイけど線一本一本に立体感、デッサン、全体のバランスを意識しないと途端に絵が死ぬ。
線を重ねればなんとなく絵が誤魔化せる=ヘボに見えずに済む、安心すると内心思っている人は一度その感覚をリセットして簡単なシルエットで表現する方に舵を振ってみよう。

2017年1月19日木曜日

◎アニメ私塾17年塾生の各種受講コースまとめ

◎アニメ私塾17年塾生の各種受講コースまとめ
<共通>
・実名フルネームGoogle+アカウントが参加必須
・Google+コミュニティ塾内限定SNSで添削結果、オフ、ネット講習の手元動画の塾内ノウハウ共有
・年間講習料108,000円※月賦、分割等はございません。

◉初参加の方は以下2コースから選択
○1年目コース
<概要>
・月3回、年36回の添削機会
・月1ネットorオフ講習選択制※オフ講習会は月1回東京で行います
・模写、デッサン、ポーズ創作、様々な角度、空間と人など
<習得目標>
・どんな絵でもどんな角度でも自在に描けるようになるための準備・アニメーター養成、その他絵に関わる人のスキルアップ
<主な対象>
・アニメーター志望、または新人、中堅で実力に不安がある方
・ 漫画、イラスト、3Dアニメーター等で画力向上
・数年のアマチュア歴があり、実力の伸び悩みがある方
<参加方法>
・ネット村内による優先選考、定数に満たない場合17年2月以降に一般公募 

○初心者コース
<概要>
・月3回、年36回の添削機会
・月1ネットorオフ講習選択制※オフ講習会は月1回東京で行います
・好きなキャラの顔、全身の正面、横、斜め、その他好きな◯◯など自由度の高い課題が中心<習得目標>
・絵を描くことが好きになること
・好きな絵、キャラ、モノを明確にすること
<主な対象>
・絵を描き始めの方
・絵のスタイルの確立をしたい方
・いつも一人で描かれている方でデッサン力に不安がある方のサポートとして<参加方法>
・アニメ私塾+ネット村限定SNS内による早期募集、定数に満たない場合17年2月以降に一般公募 

◉塾生+OBOGは以上2コースに加え以下3コースの計5コースから選択
○アニメーションコース
<概要>
・年32回添削機会
・オフ会またはネット添削月一回
・100枚しりとり、メタモル、ボール、振り向き、歩き、走り、エフェクト、個人制作など
・課題各週がアニメーションの投稿が必須なので「動かす」ことに徹底した一年になる
<習得目標>
・新人アニメーターの研修課題相当
・新人アニメーターが3年以内に獲得したい基本的なアニメーション
・絵+時間=アニメーションを自在に表現すること
<主な対象>
・基礎的なアニメーションを習得したいプロ、アマの手描きor3Dアニメーター
・その他アニメーションに挑戦したい動かしたい方
<参加方法>
・塾生+OBOGの希望者

○創作相談コース
<概要>
・平素の練習、創作の相談、アニメの企画サポート、アニメ仕事の原動画、就活、何でも相談、添削の権利付与
・月一回、年12回の添削機会
・オフ会またはネット添削月一回
※1年目コースの2倍の時間
<習得目標>
・各受講者の希望による※習得内容は個別にカスタムできます
<主な対象>
・上記3コースで補えない個別の「絵」に対するコーチングサポートを必要とする方
・例:新人アニメーターの技術サポート、就活生のポートフォリオ手伝い、自主制作のクオリティアップの補助、日々の練習のアドバイスなど・・・
<参加方法>
・塾生+OBOGの希望者

○OB,OGコース
<概要>
・現塾生、OB,OGが参加可
・年1万円参加費※ネット村との重複参加費1万5千円
・塾内添削、オフ会、ネット添削動画閲覧
・塾SNS年間参加権

○アニメ私塾サービス一覧(17年度)


2022年塾生T ・Hさん受講感想「受講してよかったこと」

  私塾の申し込み締め切りが間もなくに迫り、キャラコース受講中のわたしも残る課題が3月分の2回となりました。 去年キャラコースに申し込んでからもう1年が経とうとしてるんですね〜 ここでこの1年(正確には11ヶ月)を振り返りたいと思います。 受講を迷ってる方にも、判断材料になれば!...