2019年2月5日火曜日

速く描くために!!190205改訂版

速く描くために!!190205改訂版
①長いストローク
②描き損じを減らす
③時間を測る
この3点を実践することで早く描けるようになる。

①長いストローク
⑴鉛筆を長く持ち、腕全体を使い、一本のストロークを長くする。
⑵また全体を見るために姿勢を正す。なるべく高い位置から全体を見渡す
⑶デジタル作業する人はズーム機能を使いすぎないように注意。
細かいところをちまちま描いていては、絶対に速く描けない。

②描き損じを減らす
⑴全体→中間→細部の順で描いて行く
⑵全体=土台の形の段階でしっかりとこだわる。
⑶細部まで描き込んだ後の描き直しがもっとも時間を浪費してしまうので手順を大事にする。
※人物も街も手順は同じ!!全体→中間→細部!!

③時間を測る
⑴どの作業を何時間で行うかをはかり、それを目標に描く。
⑵それにより早く描くクセがつく。SNSや他に気を取られにくくする
⑶デッサンなど練習も日付と所要時間を書き込むことで「描く時間」への意識を高める

描く時間の意識を高めることが速く描くために何よりも大事なこと。
特に絵を生業にしたい人は描く時間は大事。
漫画、アニメ、イラストなどのポップアートはとにかく数を上げないと生計を立てられないことが多い。
しかしアマチュアや趣味の範囲で楽しむために描く人はいくら時間をかけたっていい。
むしろ、全然形にできないのに妙に時間にこだわる人もいるがそれは間違いだ。
「質>速さの法則」という考えがあります。
すなわち質は速さに変換できるが速さは質に変換できない。
不可逆の関係。
つまり、質を上げる努力をまずした方が結果として速く描ける。
不慣れな時期は時間に拘らずにちゃんと納得いくまで描こう。
速く描く必要性が
生まれたら上記を意識して速く描こう!!

「創作による解毒作用」

「創作による解毒作用」

絵はなぜ描くのだろうか。
上手いから?
褒められたいから?
将来、絵で食っていきたいから?
なんとなく楽しいから?

絵を描くことは別に特別上手い人だけの特権じゃない。
いろんなレベルの人が昨今描きはじめ、各々に楽しんで描いている。

ではなぜ、皆、描きはじめるのだろうか?

その原因の一つに「創作による解毒作用」があるのではないだろうかと考えている。
私は19歳頃から描きはじめたが当時の絵を見ると「よくこんな下手な絵を描いていたな」と同時に「だけどこの時も描いてて楽しかったな」という記憶しかない。
また、中高生までは何でも斜に構える、大人の揚げ足取りばかりするような嫌な人間で、いわゆる中二病みたない感じだった。
それが大学時代の自主制作アニメや絵の仕事を通して徐々に素直になり、様々なコンプレックスから解放されていったような実感があった。
絵やアニメを作ることで徐々に自分を整理し、理解できるようになり、受け入れられるようになった気がする。

今日、不安定な世相の中、多くの人が他人を過剰に気にし、競争に晒され、心を病んでいっている。
そういう現状と絵描きの増加は無関係ではない。
時代が絵描きを増やしている言えなくもない。

絵を描く理由を色々と考えてしまう人もいるだろう。
私みたいな下手な人が描いていいのかな?
こんな絵を描いて恥ずかしい…など。

上手くなりたい、プロになりたいという上昇志向もいいが絵を描くことそのものを「心を癒す」という最大の目的にしたっていい。

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