2017年12月21日木曜日

◉好き=自由、何でもありではない‼︎

◉好き=自由、何でもありではない‼︎
初心者コースの好きな〇〇は自由にどうぞではありません。
自分が好き=こだわり、詳しい、知っているだと思って下さい。
本当にそれが描きたかったの?
という人がたくさんいます。
自分の好き嫌い=興味の有無を自覚することは大きな武器です。
逆に身の回りで人生がうまく行ってない人は本当にそれがしたかったの⁈かが曖昧です。
また創作の全ては好きな〇〇と〇〇の組み合わせで出来てます。
好きなキャラが好き〇〇をしている。
例えば原作にない髪型や服装をしているや他の世界観にいるだけでで十分な創作要素があります。

また自問自答の補足として「なぜ?」をすくなくとも3回、出来れば5回は掘れるようにしましょう。
アニメーターになりたい→なぜ?
絵で食っていきたいから→なぜ?
他の仕事したくないから→なぜ?
絵は自己陶酔できるから→なぜ?
絵の世界にのみ理想が実現できるから→なぜ?
絵がイメージの投影だから‥

このように6回も掘ると大分深めな話になる。
僕のニコ生やオフ会、ネット添削でなぜ質問に即答出来るかは日ごろからまるで子供みたいにこの「何で?どうして?」を僕はいまだにやってるから。

世の中の多くの人が怖いのは貧乏でも病気でもない。
普通でなくなること。
仲間ハズレになること。
幼少期から小中高大、社会人と普通でいる訓練をやたらとされる。
その中で自分の好きなこと、やりたいことにちょっとずつウソをつくプロになっていき、大人になるにつれて目が死んでいく。

自分の好きを知っているのは今後、創作を辞めないで一生続けるための母港になる。
絵を続けることは長い航海のようなもので自分が何か今どこにいるかわからなくなることがある。
その時に是非初心者コースの時にやった課題を見直し欲しい。
そこには自分が本当に描きたかった初期衝動があるはずだ‥
そのために、絵を辞めないために初心者コースがあり、新設しました。

さらに言うとみなさんが好きなキャラの何が好きなのか?
形が好きなのか?
性格か?
声優か?
役割?

僕は宮崎さんのカリ城もラピュタも好きだがクラリスやシータに興味がない。
あの娯楽システムとそれ作る宮崎駿は好きだけどキャラそのものには思い入れはない。
同じくガンダムが好きだがあのロボットもアムロもたいして興味がない。
セリフの端々に流れる深い思想性、ホワイトベースを自分のアニメ制作に引き込む富野さんの作家性が好きだ。
自分の好きをどこまで掘れるか?それが本人の見識そのものになる。

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