デッサンを何枚入れたらいいですか?
やっぱり空間モノあった方がいいですか?
よく聞くアニメーター系のポートフォリオ対策の話だ。
まず就職のためのポートフォリオってなんだろうか?
僕は他人に自分の有用性を見せる、試食みたいなものだと思っている。
相手が何を欲しいのかを分析してそのお客に買いたいと思わせるためのお試しがポートフォリオ。
それでは新人アニメーターになるのにデッサンはいるだろうか?
僕の意見からしたらあってもいいがなくてもいい。
そんなの他の原稿からすぐに読み取れる。
美大受験みたいな静物画やカラーイラストも同じく。
手書きアニメをメインにしてるスタジオなら鉛筆画の描きっぷりが一番みたい。
躍動感があるか?様々なものに興味があるか?観察眼があるか?
描いてるモノからそこらへんを読み取って本人のポテンシャルを僕が採用官なら見るだろう。
それでは中途採用的に原画マンになりたいなら‥‥
一番は原画を描くこと。
その会社のコンテでも何でもいいが原画のサンプルを作ってしまう。
僕が動画マンからいきなりフリーの原画マンになった時がまさにこれだった。
相手は今の自分の手駒の原画マンよりもマシな原画があればそれを使うのは当然だ。
そして世の原画マンのレベルはピンキリだから最高に頑張って描いた数カットがあればかなり良い反応がくる。
仮にダメでもそんな程度にでもやる気がある人さえ少ないからいきなり原画はダメでも第2原画ならとかそういう話になる。
ダメかどうかを決めるのは自分じゃない。
相手が決める。
そして他人へアピールしていくスタンスは必ず誰かが見てくれている。
そして何より自分が原画を描きたいならまず描けばいい。それで上手くなる。
これだけネットで色々な情報があってポートフォリオも原画もどうしていいか全然わからない人はとりあえずプロにならないように、原画マンにならないようにしよう。
相手が食べて美味しい自分になるための準備をしよう。
なんとなくのポートフォリオ作りやアニメーター志望って多分、仮に仕事がはじまっても上手く行かない。
それは思い込みでぼんやりなりたいだけで本当のところ興味がない証拠だ。
アニメの仕事とは何か?
自分がやりたいことは何か?
それを実現するためにはどうしたらいいのか?
パッと他人に説明できるようになってないと多分ポートフォリオ作りをしても的外れになる。
これはアニメ業界から独立する時も同じです。
アニメ私塾ははじめる前お試し添削をやりネット公開を条件に無料添削やりました。
相手があっての仕事、相手にいかに得をさせるかがお仕事の基本です。
補足)
一般的に言う「就活」というワードはアニメ業界に相応しくないかもしれない。
就活は婚活などと並んで一生モノのイメージがあるがアニメ業界の低賃金問題など17年12月段階では騒がれている訳で。
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相手があっての仕事、相手にいかに得をさせるかがお仕事の基本です。
補足)
一般的に言う「就活」というワードはアニメ業界に相応しくないかもしれない。
就活は婚活などと並んで一生モノのイメージがあるがアニメ業界の低賃金問題など17年12月段階では騒がれている訳で。
終身雇用などをそもそも前提としない。
アニメーターは芸人に近い!!「就活」でなく単にはじめのスタジオを自分の技術を鑑みてどこにするかを選んでほしい。
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