2018年5月16日水曜日

絵描きへの舵の切り方

◯絵を描きはじめるのは自分探しの旅… 自分がない人は自分をどこかで見失ったから。 主に親、友人、学校、部活、受験、就職で自分を見失っていき、子供の頃の笑顔はやがて苦笑いに変わっていく。 子供の頃から周りに流されずの絵を描き続けている人は本心を隠しながら見失っていない。

一般職から絵描きに転向していった体験談がネット村に上がっているがそれを見る限り… 「自分のやりたいことを整理し、素直になる」過程そのもの。 僕も大学以降の創作を通してデトックス(毒素排出)出来ていったように思える。 絵を描きはじめるのは諦めた大人(ゾンビ)の目を掻い潜るようなもの。

やりたくないことで「かりそめの成功」をおさめたとしてそれは最終的な楽しい人生を送る意味での成功にはつながらない。 そもそもにしてやりたくないことは上手く出来ない。好きこそものの上手なれだ。時間に対しての吸収コスパも感情コスパも最終的には他人評価も金銭コスパも実のところ悪い。

◯いつ舵を切るか? 早ければ早い方がいい。 時間が経てば経つほどに舵は重くなり、方針転換に時間がかかる。 体力だって10代をピークに落ちていく。

◯三年後を目指す… 舵を切ったからといって船と同じで方向転換には時間がかかる。 「今の仕事辞めます!!」じゃなくてまずは仕事の合間に描こう。
徐々に描く時間を長くしよう。 さすがに仕事の時間が勿体無い煩わしいと思った時にやめよう。 バイトの方がむしろ時間食われると思ったら辞めない。

仕事を辞めても次の日から8時間連続で描けるわけじゃない。 むしろ今まで描いてこなかったわけだから「半信半疑」で自分の絵を描きたいゲージを上げつつ、やりたいかどうかを見定めていく。 「仕事を辞めて絵を描こう」というのは逃避的蛮勇に過ぎない。 絵描きを目指すがあくまで現実主義で。

◯正攻法では勝てない 年齢いってからプロになる以上、若くて上手い人と同じ道を進んでも難しい。 「なんでその歳まで?」と逆の立場なら思うだろう。 ・圧倒的に画力をあげる(30過ぎればあとは何歳でも同じ…) ・過去の経歴を活かす どちらか組み合わせるか。

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