◯細部を見てしまう理由…
目、髪型、胸、股間など分かりやすく魅力的な部分に人の目は行きやすい。
だから模写しようとするとそれら細部の再現をまずしようとして失敗する。
全身の配置、流れ、バランスを無視してそれら魅力的な部品を精巧に描いたところでちぐはぐになる。
単純化して「構造」から見ないと再現できない。
これは万事において同じ。
1カット単位でも1作品でも建築でも企画プロジェクトでも同じ。
構造の分析と理解があってはじめて再現することができる。
構造の分析に大事なのが簡単に見てなんなのか?という「抽象化」だ。
解像度を下げてデータを圧縮する
◯「抽象⇄具象」の自在の行き来が成長のポイント
・1聞いて10わかる
・他での経験を活かす
・何も見ずに描く…
など一般に「地頭の良さ」と思われるものの正体がこの「抽象⇄具象」です。
例えば駅前の放置自転車の群れの拡がりがアメーバの細胞分裂に見えるとか…
全ての経験が活きる人と全ての経験が無駄になる人の差も「抽象⇄具象」です。
絵が全然上手くならない人は世界の全ての解像度が高低差なく一定に見えている。
絵が上手くなる人は超漠然とも超高解像度にも見える。
つまり全体と細部を同時に見ている。
抽象的に全体を見る方法…
「薄目で全体をちゃんと見ない」
あえてちゃんとみないことにより、自分の見え方と違う抽象度の高い見方の訓練になります。
そして「真面目に描かない」ことにより自分の描き方以外を試すことができる。
「しっかりと見て真面目に描く」こと自体が思い込み!!
◯抽象度を上げる思考訓練
・例え話をする(絵描きはラーメン屋みたいなモノ…)
・身近な人のモノマネ(特徴の抽出と誇張)
・数学(世界を数に置き換える)
・子供と遊ぶ(ゴッコは現実の抽象表現) …など。 売れている芸人さんは例え話とモノマネが上手いので「現実⇄笑い」変換をしている。あるあるネタで納得する仕組み
・子供と遊ぶ(ゴッコは現実の抽象表現) …など。 売れている芸人さんは例え話とモノマネが上手いので「現実⇄笑い」変換をしている。あるあるネタで納得する仕組み
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