2014年9月22日月曜日

<絶対アニメーターになれる方法!!>

<絶対アニメーターになれる方法!!>
アニメーターに必要なスキルやなって良い点、悪い点。
新人時代の注意点、トップアニメーターの特徴など説明しています。

●導入 
アニメーターに必要な画力、技能
・キレイな線、正確なトレス
・他人の絵をそっくりに描ける
・立体感のある絵が描ける
・画コンテに合わせてレイアウト、芝居、動きが作れる
・映像を前提とした画が描ける
・かわいい、売れる画が描ける
・自然現象、万物の動きが描ける
・新しい動きが描ける
・新しい世界観、ビジュアルを作る

●絶対アニメーターになれる方法
(大手元請け前提、下請けなら各レベルで+30%)
○100%以上ープロ以上のクオリティの画、動きを描く(一瞬で可)

○80%くらいーセミプロくらいの同上(サークル、学校で目立つレベル)

○50%くらいークロッキー、デッサン、模写等、日頃から準備をしてる

○30%くらいーとりあえずアニメ専門、美大生など

○10%くらいーアニメーターに興味がある、日本語ができる

●アニメーターはなることより続けることの方が100倍難しいです。
本当にアニメーターになりたいのであればどうすれば息の長いアニメーターになれるか
戦略を立てましょう。

●画が上手くなる方法
・一番は模写、上手い人の模倣
・アニメートを前提にした画の描き方をする
・上手い人にひたすら見せる
・クロッキー、デッサン
・初期の練習はとにかく正確に!!
・毎回テーマを持って描く
・日付を付ける
・自分の絵描きとしての特性を分析する
・自分の苦手な画に挑戦、何でも描けるようなる
・手癖の矯正(マンネリ化打破)
・上手くなる自分メソッドを考える
・文字を書くレベルで素体を描けるまでデッサン
・日常観察、実物をよく見る、自分でやってみる
・事象の考察、構造、仕組みをよく知る
・失敗を恐れない、挑戦心
・要求を理解すること
・強い欲望を持つ、エロくなる
・遊び心
・様々な経験

●練習の画が上手いからといって良いアニメーターに
なれるわけではないが、上手いアニメーターは練習の画も上手い
(キャッチボールの下手なプロ野球選手はいないのと同じ)

●アニメ業界が欲しいアニメーター人材
・アニメートが上手い
・最低限以上の画力
・普通に話せる
・上手くなるかもという期待を持たせる
・初期段階において低賃金に耐えられる

●アニメーター適正について
・一番はアニメに体が向いている人
・空間、立体把握能力
・映像記憶能力
・健康、体力がある人
・情感の豊かな人
・自己プロデュース能力

●就職活動方法
・募集のあるとこに応募
・会社に持ち込み
・プロと知り合いになり入れてもらう
・ネットで話題になり、仕事もらう
・起業してアニメを売る
(ベタなくらいその会社の傾向に合わせた作風のものを送った方が審査員に好まれます)

●会社の選択方法
・好きな作風で選ぶ
・雇用条件
・目標のアニメーターがいるかどうか
・しっかりしてるが型にはまった大手か、緩いが自由度の高い中小か

●トッププロのアニメーターってどんな人?
・自分の確固たる価値観がある
・ライバル意識が半端じゃない
・お勉強ではなく地アタマが良い、洞察力がある
・自然落下してきたような画
・自分にきびしい、他人にも厳しい人もいる
・変な人、変なこだわり
・誰も見ていないものまで見てる観察眼
・ものまね、カラオケが上手い
・リズム感がある、音楽やってる人もいる
・多趣味、好奇心旺盛
・変な性癖
・わがまま、独善的


●アニメーターになって良いところ
・自分の描いたものが世界に発信される
・上手ければ即下克上
・だから若くして高収入を得られる可能性もある
・時間の拘束がない(フリーの場合)
・画で食べられる数少ない職種の一つ
・好きな作品を自由にやりにいける(フリー限定)
・アニメーターやってますっていえる
・憧れのアニメーターにも会える(かも)
・完全実力の世界(学歴不問)

●アニメーターになって悪い点
・収入が不安定
・忙しいときは忙しい
・歩合の場合、大量の画を描いてもあまりお金にならない
・上手い若手に簡単に追い抜かれる(年功序列じゃない)
・上手くならないとすごく惨め
・他人の要求に答えて画を描かなきゃいけない
・アニメーターやってますっていえない
・憧れのアニメーターにあってみたら幻滅した
・完全実力の世界(学歴が通用しない)

●最近の若手アニメーターのケース
・どこかの会社に入る
・一年以内、動画半ばでフリーになり原画の仕事する
・最初は、好きな作品をできるので息巻く
・しかし途中で伸び悩む
・教われる人もいなく、孤立
・会社に席を置けず、自宅作業
・仕事もなかなか来ない

●魔の自宅作業
・緊張感がなくなる
・季節感、社会性もなくなる
・他人の仕事見れない、現場の雰囲気味わえない
・自分の本当の評価がわからない
<自宅作業は実力が確立するまでなるべくしないようにしましょう>

●売れるアニメーター=会社に都合の良いアニメーター
・納期守る、上手い
・視聴者の評判が良い
・作風合わせてくれる
・仕事いっぱいしてくれる
●客(アニメ会社)商売なので客に都合の良いサービスが提供できる人材になりましょう

<結論>
アニメーターにとって自分の身を守るのは上手くなることのみです。
長く生き残りたい人は上手くなることをすべての最優先に考えて

1 件のコメント:

  1. とても勉強になります。

    これだけの量をこなすにはとてつもない情熱が必要であると感じました。

    ですが同時に「画がうまくなる方法」を全てもれなくできれば確実に上手くなる!というビジョンも明確に見えました。

    なかなか先が長い話ですがこれから頑張っていきたいと思います┏●

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