2014年9月22日月曜日

<はじめての作画!!まずは◯をたくさん動かそう!!>

<はじめての作画!!まずは◯をたくさん動かそう!!>
どんな作画も丸や点がベースになっています。いきなり髪の毛バサバサの線たくさんを動かしちゃダメ!!とにかくはじめは丸や点や線だけで『何枚描いたらどのくらい動くか?!』の感覚を鍛えよう!!

●導入
・アニメーションは連続の絵で動いて見えなければならない
・動画を描くに当たってまず対象物を単純化(人間→○+□など)
・動画は画をたくさん入れれば遅くなり、少なければ早くなる

●動画のプランは大きく分けて二種
・動きの軌道を取り最初、途中、終わりを描いて間を埋める方法
・パラパラ漫画のように順々に描き送る方法

●丸を基本とした動き
・振り子運動(加速、減速、歩きの手足など)
・コインの回転(顔の振り向き)
・柔らかいボールのバウンド(ストレッチ&スクオッシュ、着地、ジャンプ)
・ボールの通過(なびき、はためき、フォロースルー、伝達スピードの違い)
・ボールの上昇(煙の巻き込み、気泡の動き)

●点と線で描かれるシャッター速度
・縦の動きはゆっくりに横の動きは速く見える
・絵が伸びる現象はシャッター速度の問題で起きる

●コマ数変化による印象の違い(シート説明)
○タイムシートはアニメーションの楽譜です。
・3コマーテレビアニメ、日常芝居、アクションのタメ、一枚ずつが目に残る
・2コマー東映漫画映画、アクションの加速部分、一枚ずつが目に残らない
・1コマーディズニー、アクションのインパクト、一枚ずつ目に残る
・4コマ以上止めると一般には不自然に見える(ガタガタ感を出す時に使ったりも)

○いくら上手い、キレイな絵を描いてもタイミングが
 間違えれば生きた動きにはなりません。

●目標
・単純な物体を動かして何枚でどれくらい動くか把握
・物体の質感をイメージして描く、タイミングを付ける(重いのか、軽いのか)
・さも存在するかのように描く(これがアニメーションのすべて)
・そのために万物の現象、法則性、規則性を学ぶ

○一見複雑に見える動きもすべて単純な動きの複合で作られている
 (単純な動きを複数、別な方向、別なスピードで描く)

1 件のコメント:

  1. 僕みたいな初心者は確かに細かいところを見がちだと感じました。

    綺麗に描きたいから細かいところチマチマ描いていく→よし!出来た!→全体を見渡すとなんだこのバランス悪い絵は...

    という経験が日常茶飯事です。


    まずは大まかな形〇や□、点や線でたくさん練習し、動きの仕組みを覚えるのが優先しなければいけないみたいですね。

    とても勉強になりました┏●

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