2014年12月25日木曜日

速く描くために!!

比率、軸変化を意識してつつ
「長いストロークで流れを意識!!』 
細かいところをちまちま系では絶対に速く描けません。 
たくさんの枚数を速く描くには上記の描き方になります。 
ディズニーっぽいラフをイメージしてください。 
日々の練習も動かす前提で描くことをオススメします。


絵を描くスピード=『素体を描く速度である!!』 
・ベテラン=素体一体1分以内→1時間に60体以上 
・新人=素体一体10分→1時間に6体(新人) 
・素人=素体一体1時間→同じ 
◎素体を描くポイント 
・比率を守る
・肩腰の軸変化 
※素体とはキャラの裸または丸や四角で単純化した形です。

厳密にはベテランは1時間に60体描いているわけではありません。
60パターンの素体を描けるという方が正確です。
その中で1/3採用されれば20体描いていることになります。 
新人でどうしても1日1〜2カットしか上がらないというのは
この素体を描くスピード=デッサン力に起因してます。

しかも1体10分では描き直しも億劫になるのでクオリティも下がります。
まして一体1時間も掛かっていては仕事になりませんね。 
「見ながら描こう」は実はこの基礎デッサン力を少しずつでもスピードアップする話でもありました。

そしてなるべく早く描くために「比率、軸変化」しか見ないっという
アニメ私塾の提唱しているノウハウに戻って行くわけです。 
宮崎さんの「もののけ姫はこうして生まれた」を見ると頭、肩、腰、手足とポイントだけ抑えてジャンプしながら描いてます。 
高度すぎますが理想はあの感じです。

スピード=画力!!です。
何度も描き直せる、確信があるから早い。
※基本画力=正しい比率、デッサンが出来ていない人がいくら早く描いても意味がありません。

◎どうしても早く描けない人の解決練習法 
・画力不足、迷い線→たくさん見て描く 
・粘土盛り増殖系→シルエットしかみないで描く

速く描くためには少なくとも今までのやり方は変えないとダメです。
速くて上手い人はそもそも絵を描く時の思考法がまったく違います。 
それはラフからも清書からも分かります。 
ここら辺がアニメーター向き、不向きの絵の感じで分かります。

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