一事が万事。
「原トレ」を見ればその人の中割り技術もデッサン力もわかると言われています。
現に塾生の出来映えもまったく同様です。
◯原トレが出来ない
→絵を見れない(誤解して受け取る)
→間の絵も間違う。
「正確に模写」は「正確にトレス」につながる重要な要素です。
一線入魂はまず原トレから。
決して課題の途中過程のどうでもいいものではありません。
アニメ業界では原画マンのレベルを見る時に・・・
・レイアウト、ラフ原画が出来る→メインスタッフ級、超助かる!!
・第二原画が出来る→これでもすごく助かる(しっかり動画経験が必要)
・二原もできない→アニメーター、演出家は頼みたくない(制作の穴埋めにされる)
っと見られます。
新人原画マンだとレイアウト、ラフ原から出来なければいけないと思いがちですが・・・
無論それが理想ですがそこから出来る人は早々できるものではありません。
レイアウトで使えるには早い人でも2、3年くらいのキャリアの裏付けが必要です。
そうなると駆け出しの原画マンは「第二原画」が勝負になります。
これが最低限抑えてくれれば必ずまた仕事が来ます。
それでは二原の評価の分かれ目は・・・
「作画監督修正のトレスが出来てるかどうか?!」まずはこれが第一段階。
このくらい実はアニメ業界で特にTVなどでは原画マンに求める要求水準は低いんですね。
結局、動画マンの時期の「原トレ」の精度が原画マンとして「使える」「使えない」に響いて来ます。
・・・となると結局「正確にトレス」。
その前段階としての「正確に模写」「正確に見る目」っと言うのが大事になって来ますのでアニメ私塾ではこの要素を1年目の中心に据えています。
2014年11月29日土曜日
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