「最もなりやすい絵描き」が日本ではアニメーターなので本当にちょっと描ければ「なれる」にはなれます。
だからといって誰でも「ハイ、どうぞ!!」とは言えなくて。雇用条件も養成環境も決して恵まれた現場ばかりではないので入る前に可能な限り、技巧は身につけておいて欲しいと思います。
才能、技巧を売り物にしたプロの世界ではやはり「勝ち負け」が一般職以上にどうしてもついてしまいます。
それを覚悟した上で望んで欲しいです。
アニメーターになってみたものの思ったのと違った・・・っというには今日、情報がありすぎますのでそういう言いワケは誰にも出来ません。
アニメ私塾ではアニメ技術のインフラ整備をネット上で進めています。
他のページ等でも技巧系の知識はネットでたくさん手に入る時代ですが、これは裏を返せば「出来ない」言い訳がなくなって来ている時代に差し掛かっているとも言えます。つまり各自の「やる気」が今まで以上に問われて行きます。
多分、10年前に比べても上手い若い絵描きさんは比較にならないほど増えて来てます。・・・そんな中で今後も生き抜くためにはその場の流行り廃りの絵柄よりも地味だけどデッサン力がこれまで以上に問われている気がします。
「正確に描く」や「デッサン力」はどんな時代も必ず必要とされます。
2014年11月14日金曜日
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