っというのはもっと厳密に言えば
「苦手なものを恐れず描く」という姿勢そのもでもあります。
これは多様な落書きにもそのまま繋がる。
苦手なものは下手で当たり前・・・
だけどそんな試行錯誤の中にやはり線の選び方に多様性や試行錯誤の深さは見え隠れする。
「君の才能は隠しきれない」「気になる悪手」・・・
「君の才能は隠しきれない」「気になる悪手」・・・
ヒカルの碁であったセリフ。 アニメーターもまさにあれ。
成長のピークが今なのか5年後か10年後か。
少なくとも今のレベルの高低なんて数年で簡単に覆る。
上手くなる人は上手下手の波が激しい・・・
上手くなる人は上手下手の波が激しい・・・
裏を変えぜば全部下手だと上手くならない。
上達以前に自分の絵に萎えて描かなくなる可能性が高い。
一瞬上手いとは特に「目つき」「髪の毛の躍動感」などかなりピンポイント。 妙なイキイキ感がデッサンが取れていないのにあるとかそういう感じ。
一つの技術が洗練されると必ず行き詰まり、停滞し、下降する。
それを解消するために違うレーンを泳いでみること。
その時に技術はリセットされ、一旦レベルが下がる。
しかし以前の絶対値よりも先の地平が別レーンから見えてくる。
これが一旦下手になった後のレベルアップ。
どこで覚えたのか「ギザギザしわ」を描く人・・・
どこで覚えたのか「ギザギザしわ」を描く人・・・
多分「ギザギザしわ」を最初に描いた人はリアルの服の簡略化で2Dフォルムとしてもカッコよくてそう描いていたのだろう。
その意味や実物観察が抜け落ちて表層だけが残り意味も分からず「ギザギザしわ」になった瞬間に絵ではなく線の塊に落ちていく。
「ギザギザしわ」の人が一旦、冷静に実物を観察して自分で記号化してみたらヘンテコな形に最初見えます。
「ギザギザしわ」の人が一旦、冷静に実物を観察して自分で記号化してみたらヘンテコな形に最初見えます。
洗練された表層に逃げていたのが裸にされた感覚。
しかしそれを繰り返していくと実在感、立体感を自分なりに理解し描けるようになる。
これを一回通過すると「ギザギザ」の説得力も段違いになる。
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