2015年12月6日日曜日

模写と演奏の類似点

クラシックの演奏と模写は似てます。
すでに決められてるラインを‥‥
1.いかに正確に表現するか?
2.作者の意図をどこまで組めるか?
3.決められた枠の中でいかに個性が滲み出るか?

この順番が逆になってはダメ。
1→2→3がセオリー。
楽しいのは1,2なしの3。
最初はそれでもいい。
しかしこれだと上達しない。
だから上手くなるために1に戻る。

模写どころかトレスさえも不慣れな人にとっては難しい。
鉛筆先のコントロールと元絵を見る眼力が弱いから。
トレスはただなぞってもその絵になんの効力もない。
ここら辺、ただ楽譜を追っただけの電子音になんの面白みもないのに似てる。

1の段階ではコントロール力を鍛える。
2について対象物だけでは実はわからない。
作者の過去や同年代、あるいは実物のデッサンなどからようやく
「なぜそう描いたか?」が見えてくる。
つまり1も2も数をこなさないと見えてこない。
3に関して、同じ楽譜からも演者の表現力が千差万別なのと同じでトレスも画力がそのままに出てしまう。
聞き慣れない人にはどの演奏も同じに聞こえるようにトレスもわからない人からは同じに見える。
しかし、見える人には「あの人が引いた線」にいかにも見える。
同じ線の上なのに個性が滲み出しているからだ。
実は1から3まで行ってようやく個性の表現と言える。

つまり線が引けない段階では個性もクソもない。
個性を引き出すだけのコントロール力も表現力も学んでいないのだから。
個性の表現には時間がかかるということ。
そして熟練のない個性はただ好き勝手に大声で叫ぶカラオケのようなもの。

素人なら憂さ晴らしでそれもいいが他人からお金をとってはいけない。
プロを志す人は1から3の訓練が必要。

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