2015年11月27日金曜日

アニメも時代の曲がり角

今のテレビアニメと一昔前のテレビアニメ。 
作画部門がちょうど一段ずつズレてることに気づく。 
・今の総作画監督1人=昔の作画監督1人 
・今の作画監督1人〜10人くらい=昔の原画1人〜10人くらい 
・今の原画、第二〜100人=昔の動画 今はここにさらに無論動画マンが足される。
仕事内容も大体この通りズレてる。 
しかも昔の動画マンは線を繋ぐ必要がなかったが今はスキャンを前提に塗れる均一な線が要求されてる。 
つまり今の動画が昔の仕上げ工程の一部まで担っていることになる。

じゃあなぜ多人数化したか? 
円盤を意識して要求水準が上がったから‥ 
じゃあキレイな作画にすれば売れるか?‥とは限らない。 
円盤売り上げはどんどん下がってる。万単位はシーズン数本あるかないか。
大概が千本台、下手したら数百。 数百人で作って数百人しか買わないでは自主制作と変わらない。

ビジネスモデルとして明らかに破綻してるがまだ後追いから抜け出せない。 
スタッフの簡素化、ネット配信やクラウドファンディング。 
スタジオごとにファンクラブを作って新作限定公開をしていけばいわゆる「放送法」を無視できてより自由な表現ができる・・・など何かしないと沈没は止まらない。

実際、一部でアニメーターの社員制度が増えたり、円盤からイベント、グッツ販売に注力するようになったり様々な変化は一部であるようだ。 
少なくともでっかく作ってでっかく売る方式はちょっとこれからの時代に合わないだろう。 売り方も含めて数年単位で変化させるようなフットワークが商業では必要

クラウドファンディングの特典またはファンクラブ内のオークションで制作素材の生絵コンテ、レイアウト、原画、動画、カット袋一式を売りに出すのもあり。 これらは現状は倉庫で管理されたり、廃棄業者に出してるのが現状。 こういうのは既存の原作、メーカー、制作委員会の仕組みではできない。

オークション売値の何割かが描き手に還元される仕組みならさらにアニメーターは気合いを入れる。 そうなると変に気張り合いすぎてまた別の問題が出てくるかもしれないがいろんなアイディアを出して少しずつ実験して検証していくしかない。

これから作るアニメのライバルは同シーズンオンエアのアニメではなく過去の名作、傑作たち。 面白いアニメが今まで充分にある中で新しいアニメを見る意味とは‥‥
今ならではの角度の付け方が必要になる。 
大型予算アニメがもう曲がり角を降りたのは事実だから別の要素を付加しないと生き残りは無理。

何かが終わる時は何かがはじまる時でもあるから悲観ばかりする必要はない。
ネットで人集め、ノウハウの共有、作品の公開が今以上進めばアニメ業界は衰退してもアニメ文化はさらに盛り上がるかもしれない。
 忘れてはいけないのある業界とは消費者ニーズを満たす手段であって存続が目的ではない。

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