2016年12月27日火曜日

◯アニメ監督志望のある高校生からの質問に対する回答

◯アニメ監督志望のある高校生からの質問に対する回答
Kさんへ
ご連絡ありがとうございます。
ご質問に関して
「アニメ私塾さんと一般の専門学校とでは何か違うのでしょうか」
一番の違いは日々の学ぶ場所が特定の場所があるかないかです。
アニメ私塾は毎週の課題を郵送で月一回東京での講習会またはネット添削の選択制になっており、17年度に関しては年間36回の添削機会があります。
つまり塾生の学びの場のほとんどが自宅などになるということです。
それを補うために塾内SNSやネット村SNSなどがあり、塾生同士で情報交換や練習の見せ合いなど日々研鑽し合っております。

専門、大学とアニメ私塾の選択肢に関しまして。
まず学費を出してくださる方(親御さんや親権者など)とのご相談を一番にお考えください。
それを前提に幾つかアドバイスさせていただきます。

専門、大学は学費が高いというのと先生の良し悪しがかなりあるので事前に『自分を日々教えてくれる人が誰か?』よく調べてください。

また大学で別の勉強をするのも手です。
僕は大学は数学科で中高数学の教員免許を持っていますがこれは今のアニメ私塾で教えるのにとても役に立ってます。

専門、大学に良い点はリアルな場所があること。
しかし学生のみんなが高い意識かといえばどんな美大難関校でも9割は将来絵で食べていけない人の集まりでもあります。

アニメ私塾は性質上、学生から社会人までや現役のアニメ演出家や3D会社経営者などが学び、またYouTubeなどでは専門の先生などもご覧いただいてます。
つまり各々で責任ある立場の方のさらなる学びの場にもなってますので同世代もいますが日頃接することのできない他業種、他の世代との関わりが持てます。

アニメ私塾の悪い点に関しては性質上、塾生のやる気に委ねられる点です。
つまり課題を出さなくなったらそれまでで僕の方で学校のやるような生徒指導管理のようなことは一切しません。
逆にいえばやる気さえあれば「お値段以上」に利用でき、人脈も手に入ることがあります。
アニメ私塾についてはネット村というライトな参加形式もありますのでとりあえず1月期に参加して様子を見ていただくのが良いかと思います。
http://animesijyuku.blogspot.jp/2016/12/171113.html

もしも、僕が今高校生なら・・・
という観点で進路を考えるなら。
アニメ私塾ともう一つ、二つ似たような学びを追加する形でやりたいです。
あるいはアマチュア制作活動するか。
あるいは高卒でいきなりアニメ業界に入るか。

最後に高校生の段階でまだ紆余曲折を体験してないと思いますのでアドバイスすると「美しいエリートの道」なんてありません。
仮に有名大学行って、有名アニメ会社入っても上手くいかないことだってあるし、引きこもりニートからいきなりプロのアニメのオープニングを任される人だっている。
要するに肩書きではなく実質的に自分が何を積み重ねてきたかあるいは重ねていくかが一番重要で他人の目などを過剰に意識しないことです。
アニメを仕事にするなら尚のことです。

それを前提に今、一番自分がやりたいことから実質的な自分にプラスになることを学んで行ってください。

アニメ私塾
室井康雄

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