2020年3月2日月曜日

アニメ私塾が上手くなる理由(ネット村Nさん考察)

アニメ私塾ネット村Nさんのアニメ私塾考察転載です。
以下
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例外なく基礎コース受講者は上手くなっているので、何故なのかを考察してみました。
なお、僕自身は基礎コースを受講していない、ただのネット村民なので悪しからず。

アニメ私塾の仕組みを大きく分けると、
1.毎週ガチ絵に取り組む
2.各々のレベルに合わせたフィードバック
3.システマチックな復習
4.段階的な難易度上昇
の4つに分けられます。

1.毎週ガチ絵に取り組む
基礎コースを受講する人は十把一絡げだと思いますが、毎週全力で作品作りするような人は少ないんじゃないかなと予想しています(僕の勝手なイメージです)。

また、10万円という安くはないお金を払うことで、毎週の課題には普段のお絵描きとは異なる本気度で取り組んでいる人が多いはずです。

即ち、どんな課題であれ、自然と毎週ガチ絵を最低でも1枚は描くことになります。

これは、絵を描き始めた初心者にとって非常に強力な習慣づけになると思います。
※僕もそうですが、多くの初心者は途中で描くのをサボるか、手癖で描いた模写や落書きを量産する傾向にあるので。

ガチ絵を作品作りと定義するなら、毎週自分の持てるMAXの力で作品作りしていることになるので、上達しないわけがありません。

2.各々のレベルに合わせたフィードバック
とある人が「私塾を受講する一番のメリットは、自分が欲しい素体を室井さんに描いてもらえることだ」と仰っていました。

面白い考え方ですが、的を得ています。

私塾の添削システムは、本来自分が描きたかった絵の答えが返ってくる、と言っても良いでしょう。
しかもその答えには、今の自分に足りない箇所まで書き記されているおまけつきです。

学習において、フィードバックというシステムは、とても効率的な学習法です。

会社などで、
・先輩から全て手取り足取り教えてもらう。
・自分一人で勉強しながら仕事する。
・まずは自分でやってみて、出来なかったところを先輩に教えてもらう。
のどれが一番効率的に学べるかを考えてみると良いでしょう。

また、低位学習者(絵が下手、絵をあまり描かない、など)にとって、適切なフィードバックはその人の学習意欲を向上させることがわかっています。

要は、一人一人その人に合ったレベルで添削してもらえる私塾のフィードバック方式は、学習効率的に理にかなっているということです。

3.システマチックな復習
フィードバックを受けるだけでも良いのですが、フィードバックを受けた後に自分で復習すると、更に学習効率が高まります。私塾で言うなら、添削してもらったらもう一度自分で描いてみるとかですね。

ですが、復習を自発的にやらない人って結構います(笑)

私塾のシステムが良く出来ているなと感心するのは、この復習の工程が、ある程度課題の中でカバ-出来ていることです。

(僕が見た限り)1週目と2週目の課題が大きく異なることが少ないので、課題をやっていけば、自然に復習も兼ねることが出来るのが、システムとして大変よく出来ているなと感じました。

もちろん添削結果を受け取り次第、自発的にもう一度描くのがベストですが(笑)

4.段階的な難易度上昇
室井さんが公開している課題例などを見ると、段階的に難易度が上昇しているな、と感じます。

トレーニングの原理、原則に「過負荷の原理」、或いは「漸進性の原則」というものがあります。
"過負荷"とは「通常以上の負荷がかかる」こと
"漸進性"とは「順を追ってだんだんに進む」こと
を指します。

私塾の課題は、ずっと同じ絵を描き続けるのではなく、少しずつ段階的に難易度の上がる絵を描いていくことで、自然と上記の原則、原理を達成していることになります。

例えば、下記は室井さんのツイートから抜粋した内容ですが、
”・課題内容
◯10月「好きな髪型+好きなキャラのバストアップ」
◯11月「好きな服+好きなキャラ全身」
◯12月「好きなキャラに好きなポーズをつけよう②」
◯1月「好きなキャラ+好きなモノ」
◯2月「好きなキャラ+好きな場所」
◯3月「バズる絵を描こう」”
となっています。

いきなり好きなキャラを自由なポーズでは描けないかもしれませんが、
 髪型→服→両方
 バストアップ→全身絵→好きなポーズ
という風に、段階的に難易度が上がっているので、10月には全く描けなかったキャラも、12月にはある程度描けるようになり、いずれはバズる絵を描けるようになるのではないでしょうか。

その他にも、
・過去の添削例を見放題
→良質且つシンプルな添削例をたくさん見ることで、効率的なインプットが行える。

・良質な環境によるモチベーションアップ
→アニメ私塾を受講(もしくはネット村に参加)すれば、必然的に周りには向上心のある絵描きが多くいる環境が出来上がりますので、モチベーションアップに繋がります。

・10万円という安くない金額設定
→(学校などよりも遥かに安いですが)10万円という金額を払うことで、少しでも元を取ろうとし、本気で学習することによる吸収率の向上などが予想されます。

……とまあ、こんな感じで考察してみました。
基礎コースを受講していない初心者絵描きの戯言だと思って、温かい目で見てください(笑)

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